スマホ決済はクーポンやキャンペーンを利用すれば非常にお得なのですが、「あれもこれも」と考えてしまうのは考えものです。5つのスマホ決済を使い分けている筆者が感じているのは、「使わない覚悟」も必要ということです。
スマホ決済を使うときは、クーポンやキャンペーンに振り回されないことも大切
「使わない覚悟」とは、スマホ決済を一切使わず現金だけで支払うということではなく、お得なクーポンやキャンペーンに振り回されないということです。
例えば普段あまり使わないスマホ決済のポイント還元クーポンが出ていたとしましょう。それを使いたいがためにあえて商品を買うのは、お得に見えて実は損をしていると思うこともあります。なぜならば、普段からあまり使わないスマホ決済ならば、この先も使う頻度が少なく、せっかく還元になったポイントが失効してしまう可能性があるからです。
また、ポイント還元のキャンペーンに参加するために3000円以上や5000以上の買い物をする場合、もしかしたらその中には本当は必要ではない商品が含まれている可能性もあります。
キャンペーンに参加するとすごくお得な買い物をした気分になるのは筆者も理解ができますし、過去筆者もそういったキャンペーンにかなり積極的に参加していました。でも冷静に考えたら、キャンペーンに参加しなくても、本当に必要なものだけを買ったほうが良かったのでは? と思うこともあったのです。
あえて「スルーする力」も必要
このような経験した今では、キャンペーンやクーポンをスルーする力も必要ではないかと考えるようになりました。つまり自分にとってこのキャンペーンやクーポンは必要ではないと考えて、手を出さないということです。
例えば今はPayPayでたくさんのクーポンが出ていますが、自分にとって本当に必要なクーポンは少ないと思います。それはメルペイでもFamiPayでも同じです。「あえて使わない」という選択肢を持つことで、スマホ決済に振り回されない支払いができるようになるのではないでしょうか。
1カ月に使える金額を決めておく
スマホ決済は支払いのたび現金に触れることがないので、お金が減っていく感覚がつかみにくいという声もあります。これは筆者も感じることがあって、使いすぎてしまうのではないかという、ちょっと怖い感覚になったこともあります。そのため1カ月に使う金額は月初めに決めておいて、その金額を先にチャージしておくようにしました。あとはその金額の中でやりくりするようにすれば良いだけ。
時に突発的なキャンペーンやお得な買い物があって予算オーバーしてしまうこともありますが、その分はチャージ専用の銀行口座にお金を戻すような形にして、帳尻を合わせています。
スマホ決済はチャージするのも簡単ですし、支払いに抵抗をあまり感じないこともあり、ついつい使いすぎてしまう危険性もあります。そのことを忘れないようにしながら、上手に付き合っていきたいですね。
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