世界の空港の格付け調査を行っている「スカイトラックス」は8月5日、「ワールドエアポートアワード2021」を発表しました。コロナ禍の2020年8月〜2021年7月に実施した本調査では、100を超える国の利用客が参加し、500以上の空港がエントリー。空港へのアクセスや価格、サービスはもちろん、ATM設備や空港スタッフの言語力といった点まで細かく評価しています。
本記事では「世界で最も清潔な空港(World’s Cleanest Airports)部門」ランキングからTOP3を紹介。新型コロナが未だ猛威を振るうなか、世界中の人に「清潔感がある」と評価された空港はどこだったのでしょうか。
第3位:成田国際空港(Tokyo Narita)
「世界で最も清潔な空港」3位は日本の成田国際空港でした。「World’s Top 100 Airports(世界最高の空港)」ランキングでは2020年に7位、2019年に9位を獲得しています。日本の玄関口として延床面積約90万平方メートル以上もの広さを誇る成田国際空港は、東京五輪を視野に入れ2019年に清掃ロボットを導入。ロボットの活用が「お客さまに見せる清掃」となり、新しい清掃業務の様子が評価されています。
第2位:シンガポール・チャンギ国際空港(Singapore Changi)
2位はシンガポールのチャンギ国際空港でした。「World’s Top 100 Airports(世界最高の空港)」ランキングでは、2013〜2020年まで1位を獲得しており、世界から高く評価されている空港です。人口約500万人前後の都市国家であるシンガポールにおいて、チャンギ国際空港は2万8000人以上の雇用を創出しており、関係人口を含めると、シンガポール経済とは切り離せない重要な施設となっています。
第1位:羽田空港(Tokyo Haneda)
1位は日本の羽田空港でした。同部門では6年連続の1位獲得です。羽田空港を運営する日本空港ビルデングCEOの鷹城勲氏は「世界最高の清潔な空港、ならびに世界最高の国内空港、PRM・アクセシブル施設を受賞できたことを大変光栄に思います。パンデミックにより世界中で動きを制限する措置が講じられていますが、私たち『チーム羽田』は現状が終結するときを楽しみにしており、お客様の安全と施設とサービスの提供に引き続き取り組んで参ります」とコメントしています。
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出典:World’s Cleanest Airports 2021(SKYTRAX World Airport Awards)
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