リクルート進学総研は、2022年3月卒業予定の高校3年生1万2271人を対象に、大学に対する志願度や知名度、イメージに関する調査を実施。「進学ブランド力調査2021」として公開しました。
今回は関東エリア(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)の高校生が選んだ「キャンパスが綺麗だと思う大学」ランキングを紹介。調査期間は2021年4月2~30日。
第1位:青山学院大学(26.2%)
関東の高校生が選んだ「キャンパスが綺麗だと思う大学」1位は「青山学院大学」でした。青学といえば、国内私立大のなかでもトップクラスで立地の良い「青山キャンパス」が有名です。東京都渋谷区という首都圏の中心部にありながら緑豊かな構内には、間島記念館やベリーホールといった国の登録有形文化財に指定された建物から、地上6階と地上12階のツインタワーからなる本校舎など、新旧調和のとれた雰囲気が魅力的なキャンパスです。
一方で、郊外に設置された相模原キャンパスは、理工学部のための最新の設備のほか、オープンガーデンや多目的グラウンド、スタジアム、ウェスレーチャペルなど立地を存分に活かした設計になっています。
第2位:慶應義塾大学(16.3%)
2位は「慶應義塾大学」でした。代名詞にもなっている「三田キャンパス」は東京都港区にあり、創立以来、同大学の歴史と伝統を象徴しています。構内には重要文化財である三田演説館や赤レンガが印象的な図書館旧館など、アカデミックな雰囲気漂う建築物が点在しています。また創立者である「福沢諭吉終焉之地」記念碑をはじめたとした多くの石碑や美術作品なども魅力の1つ。
福沢諭吉は食にも強い関心があった人物だったと伝えられ、日本で初めて「Curry」の語を紹介したと云われています。創業時(1937年)から変わらぬ味を守る西校舎の「山食」伝統のカレーは同大学の生徒や教員に長く親しまれているそうです。
第3位:早稲田大学(16%)
3位は「早稲田大学」でした。慶應義塾大学とならび、国内最難関の私立大として知られている早稲田大は新目白通りと早稲田通りの間に設置された「早稲田キャンパス」が有名。通称「本キャン」と称される同大学のメインキャンパスです。創業者である大隈重信の銅像や大隈講堂、會津八一記念博物館といった歴史ある建造物が点在し、写真撮影で訪れる人も多いようです。構内は首都圏の中心部にありながら普段は落ち着いた雰囲気です。4月や11月になると新歓や学祭で賑わいます。>10までの全ランキング結果を見る
出典:進学ブランド力調査2021(リクルート進学総研調べ)
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