大東建託は居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2021<奈良県版>」を発表しました。
奈良県に住む成人男女2074人を対象に調査を行った結果、「住みたい街(自治体)ランキング」1位には3年連続で「奈良市」が選ばれました。2位は昨年4位の「生駒市」。3位は昨年2位の「橿原市」。TOP5の顔ぶれは昨年と全く同じで、順位が入れ替わっています。
このランキングは、入力された自治体名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成されました。
1位は3年連続! 住み心地の良さで居住者の満足度が高い「奈良市」
京都府に接した県の北端に位置する「奈良市」は、県庁などの行政機関が集まる県の中心地として知られています。奈良時代に「平城京」が置かれた古都で、奈良公園には数多くの文化遺産が集まっています。また、同市は近年子育て世代の転入が増えているようです。大阪や京都などの都市部へのアクセスが良好なことに加え、子育て支援・教育の取組も充実していることなどから、子育て世帯を中心に高い評価を得ていることがわかります。
2位は恵まれた行政サービスに定評がある「生駒市」
「生駒市」は、大阪府と京都府に隣接しています。大阪へのアクセスが良好な閑静な住宅都市で、文化学術研究や交流施設も整備されています。一方で、里山の風景が残る田園エリア、駅や商業施設に近い利便性に優れたエリアもあり、思い描く住まいや暮らしにあった地域を選択できる点も魅力の一つです。同市は、住民の定住意向が約85%と高く、その背景には教育・子育ての環境の良さや、子育て施策など充実した行政サポートがあるようです。
3位は歴史と自然が感じられる住みよい自治体「橿原市」
県のほぼ中央に位置する「橿原市(かしはらし)」は、奈良市に次ぐ第二の人口都市です。橿原神宮や藤原京など歴史の趣が感じられる一方で、大和三山をはじめとする美しい自然景観も楽しむことができます。また、大阪市内へは電車で約40分、関西国際空港へは車で約60分と、近畿一円の都市へのアクセスに優れたエリアです。市内には、大型商業施設が充実していることに加え、医療機関が豊富にあること、さらに教育環境にも定評があります。幅広い年代が安心して暮らせる自治体として、評価が高いのも頷けます。
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