横浜市交通局と山崎製パンは、市営交通100周年のコラボレーション企画として、8月1日から記念パッケージのカステラとミルクティーメロンパンを発売。いずれも昔の市電をモチーフとしたデザインで、9月30日までの販売予定です(画像はすべて筆者撮影)。
100周年を迎えた横浜市営交通
2021年4月1日に創設100周年を迎えた横浜市営交通。1921(大正10)年に横浜市が横浜電気鉄道を買収し、市電を所管する電気局を設置したことが市営交通の始まりです。
路面電車に始まった市営交通ですが、横浜市営地下鉄が開業した1972(昭和47)年にその役目を終え、車両は横浜市電保存館(磯子区)に展示されています。
今回発売となったのは、横浜の街や市民とともに歩んできた横浜市営交通と、山崎製パン 横浜第二工場(都筑区)が感謝を込めた特別商品となっています。
カステラ〈市電デザイン〉について
1928年ごろに走っていた路面電車「500型」をデザインした100周年記念パッケージで、側面には「おめでとう 市営交通100周年」の文字が描かれています。
カステラ(4切)は、厳選した小麦粉と卵をたっぷり使用し、ヤマザキ独自の技術でふっくらと焼き上げたもの。蜂蜜が使われているので、しっとりとしています。
カステラのパッケージ中面には横浜市電保存館の入場料割引券がついています。2021年12月28日まで有効ですので、これを機に見学してみては。
横浜市営交通100周年×ヤマザキ「メロンパン」について
「ミルクティーメロンパン」は、市電と夏らしいひまわりが描かれているパッケージが印象的。
サンドされているホイップだけでなく、ビスケット生地もミルクティー風味のミルクティーづくしのメロンパンです。
横浜市の紅茶の消費金額が国内で比較的高く、また紅茶とゆかりがある地域であるため、紅茶を使用したとのことです。
メロンパンにありがちな甘ったるい感じはなく、甘さは控えめであっさりしていておいしかったです。ミルクティー風味のホイップがサンドされているので、最後まで飽きることなく食べることができました。
コラボ商品はどこで買える?
コラボ商品(2種)はオープンプライスで、神奈川県内のイオン、イトーヨーカドー、ファミリーマート、デイリーヤマザキなどで販売されます(一部、取扱いのない店舗もあり)。
なお、横浜市電保存館での販売はありませんのでご注意ください。
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