民放公式テレビポータル「TVer」から、4~6月期の全配信番組を対象とした「番組再⽣数ランキング」が発表されました。今回はその中から、「総合番組再生数」のランキングをご紹介。ドラマが上位を独占する結果となりました。
第3位:TBSテレビ 日曜劇場『ドラゴン桜』1636万
3位は、日曜劇場『ドラゴン桜』。2005年に放送された人気ドラマの続編が、16年の時を経て帰ってきました。行方知れずになっていた弁護士・桜木健二が、経営破綻寸前の龍海学園再建のため再び動き出すところから物語がスタート。桜木がその独特の勉強法で落ちこぼれ生徒たちを次々に東大へと導いていく、学園ドラマです。前作で生徒役だった面々は現在日本を代表する実力派俳優に成長。当時を知る視聴者たちが、懐かしさもあって視聴順位を上げたのかもしれません。
第2位:TBSテレビ 火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』1866万
TVerでの歴代2位の再生数となった、川口春奈さんと横浜流星さん主演の『着飾る恋には理由があって』が2位にランクイン。綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロイン・くるみが、自由でミニマリストな料理人・藤野駿や仲間たちと一つ屋根の下に暮らすことにより、恋や友情を通して自分らしい生き方を見つけていく”うちキュン”ラブストーリーです。
第1位:TBSテレビ 金曜ドラマ『リコカツ』1979万
堂々総合1位となったのは、北川景子さんと永山瑛太さんが演じる“交際ゼロ日婚”をした夫婦の離婚から始まるラブストーリー『リコカツ』でした。北川景子さん演じる水口咲は、自衛官の緒原紘一との運命的な出会いを果たし、直後に結婚。しかしすぐに価値観の違いが発覚、早くも水面下での離婚に向けた活動(リコカツ)を開始するというあらすじです。『リコカツ』は初回から人気を博し、TVerでの視聴者層は、女性層が7割以上を占め、これまでのTVerの番組別再生数においても歴代1位を記録しました。
視聴者層の特徴として、1位『リコカツ』と2位『着飾る恋には理由があって』がF2層を中心にF1からF3層までが7割以上を占め、幅広い年代の女性層に視聴されたのに対し、3位の『ドラゴン桜』は、大学受験という多くの人が経験するテーマのせいか、男女各層に平均して視聴されたということが挙げられます。
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