総務省は6月25日、2020年国勢調査の速報値を公表しました。日本の総人口は約1億2622万7000人と、前回(2015年)調査から約86万8000人減少。京都府全体では、約257万9900人(-3万432人)でした。
ここでは京都府で人口が減った市区町村を紹介します。
1位は府内で一番小さな町「笠置町」
笠置町は京都府の最南端に位置し、府内で一番小さな町。624世帯、総人口1218人の町民が暮らしています。桜名所百選にも選ばれている約3000本の桜が見られるほか、木津川でのカヌー、キジ鍋など、他所からの来訪客も多いといいます。
「笠置(かさぎ)」は、天智天皇の皇子、大海人皇子が、弥勒仏を彫ろうと場所を覚えておくために笠を置いたことが由来となっています。
2位は宇治茶の生産地「和束町」
和束町は、京都府南部に位置し、相楽郡に属する町。1307世帯、人口3483人の人々が住んでいます。路線バスが通っており、最寄りのJR駅からはバス移動をすることでアクセスが可能です。
宇治茶の主産地としても知られ、煎茶の生産量は京都府下第1位を誇っています。町内では大きく広がる茶畑の風景を眺めることもできます。
3位は山の幸が有名「京丹波町」
京丹波町は、京都府のほぼ中央部に位置する町。6215世帯人口1万3434人が暮らしており、町の83%は森林が占めているため、この間を縫って集落が点在しています。
山に囲まれている地形を活かし、黒大豆、小豆、マツタケ、クリなどの特産品が有名です。
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【関連リンク】
・令和2年国勢調査 速報集計 人口速報集計(男女別人口及び世帯総数)