住宅・不動産ポータルサイト「ライフルホームズ」は、「2021年 LIFULL HOME’S 住みたい街ランキング」を公開。同サイト内で掲載された物件から、実際に検索や問い合わせのあった数を集計し「利用者にニーズのあった街・駅」を地域別でランキングしています。
本記事では中部圏(愛知、三重、岐阜)の「買って住みたい(物件を購入して住んでみたい)街」TOP3を紹介。調査期間は2020年1月1日~12月31日。
第1位:名古屋
中部圏の人が選ぶ「買って住みたい街(駅)」1位は、2020年の49位から一気に順位を上げた「名古屋(駅)」でした。中部地方最大のターミナル駅であり、栄とならび愛知県を代表する繁華街・オフィス街として賑わっています。
名古屋駅周辺の特徴として、これまでは事業集積地で住宅はほとんど建設されなかったところから、2020年に総戸数500前後のマンションが数件分譲されたことで注目が高まったのが要因。ランキング上位は話題性のある新築分譲物件の有無が結果を大きく左右する傾向があります。
第2位:伏見(愛知県)
2位は2020年同様「伏見(駅)」でした。2019年の調査では3位だったことから、高い人気を維持していることが分かります。
主要な路線は名古屋市営東山線など。駅周辺には中高層の事務所ビルが建ち並ぶ業務地区がありますが、伏見から丸の内、栄周辺にはコンスタントに新築マンションが建設されており、注目度の高いエリアとなっています。
第3位:茶屋ヶ坂
3位は「茶屋ヶ坂(駅)」でした。駅周辺には便利なショッピングモールやホームセンター、総合病院などの施設が集まっているため、日常生活に困ることは少ない場所です。どちらかといえば、戸建てよりもマンションが多いものの、落ち着いた雰囲気です。
TOP3は名古屋市周辺の街が人気を集めました。話題性のほかにも、都心部の利便性を優先した合理的選択をする傾向にあるようです。
出典:「2021年 LIFULL HOME’S 住みたい街ランキング」
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