ビズヒッツは、接客業から異職種に転職した500人を対象にアンケートを実施。「接客業から転職した理由」や「異職種への転職が順調だったか」を聞きました。
接客業から異職種に転職した理由1位は「接客のストレス」
接客業から異職種に転職した理由を尋ねたところ、1位になったのは「接客のストレス」(125人)でした。
とくに「笑顔でいることに疲れた」「クレーム対応がつらかった」「お客さんの愚痴や八つ当たりに嫌気が差した」と答えた人が目立ち、中には「接客のストレスから体調を崩した」という人も。接客に大きなストレスを感じて「お客さんと直接関わらない仕事に変わりたい」と、転職を考えた人が多いようです。
2位以下は「勤務日時への不満」(98人)「他職種に挑戦したい」(77人)と続き、転職理由のアンケートで上位に入ることが多い「人間関係の悩み」(21人)は9位となりました。
転職が順調だった人は7割超え!
次に「接客業から異職種への転職は順調でしたか」と聞いたところ、「順調」「まあ順調」と答えた人が71.0%。「異職種への転職って難しいのでは?」と不安を感じている人も多いでしょうが、実際は多くの人が転職に成功しているのですね。
具体的には「ホテルから不動産業への転職。ホテル業界で15年以上経験を積んでいたので、多少の業務負荷には耐性があると判断されたと思う」「教育業界への転職。接客の経験が保護者対応などに役立った」という体験談がありました。
また「派遣会社やハローワークを通じて、スムーズに転職できた」「家族や友人を通じて転職した」など、公的機関や専門家、周りの人たちのサポートを得て転職に成功した人も多数。対して転職活動が大変だったという人からは「未経験での転職はハードルが高かった」という意見が多数あがりました。
転職してよかった人は91.6%
最後に「接客業から他の職種に転職してよかったですか」と聞いたところ、「よかった」「まあよかった」が合わせて9割を超えました。「規則正しい生活ができ、土日に休める」「待遇がよくなった」「ストレスが減った」「体調管理がしやすい」などが理由に挙がりました。
一方で異職種に転職してから「接客が好きだった」「接客のほうがおもしろい」と気づく人もいるようです。接客は好きだけれど「収入」「勤務時間」などへの不満から転職を考えているのなら、条件を満たす「別の接客業」を探すのも選択肢のひとつかもしれません。
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