その一環として、2021年3月1日~5月31日まで、熊本・鹿児島の選りすぐりの駅弁で投票による支持を集めた駅弁を決定する「九州新幹線 駅弁シリーズ 2021」を開催。対象の駅弁を購入した乗客に味、盛りつけ、パッケージ、総合の4項目について投票してもらい、各項目の平均点によって賞を決定しました。
九州新幹線の駅弁総合優勝は嘉例川駅の「花の待つ駅かれい川」
エントリーした21種類の駅弁の頂点に立ったのは、鹿児島・嘉例川駅の「花の待つ駅かれい川」。黒米のご飯と鹿児島のけさん団子が、女性ファンの心を掴んだようです。
「以前から気になっていたかれい川弁当、ついに食べる事ができました!嘉例川駅で食べるかれい川弁当、最高でした!ご飯やおかずも美味しくて完食!またぜひいただきたいです!(鹿児島県)といった投票者からの熱いメッセージも。
製造元であるやまだ屋さんは「肥薩線嘉例川駅は開業118年の山間にある木造駅舎です。地域の先人達は嘉例川駅においでになるお客さまに1年を通してお花でおもてなししたいと花を飾り、花を植えました。その思いを薩摩の郷土料理に詰め込んで「花の待つ駅 かれい川」ができました。今回この様な賞を頂けたのにはびっくりしましたが、皆さんの思いがお客さまに届いたのだと思いとても有りがたく、皆様に感謝いたします」と喜びいっぱいにコメントしました。
熊本エリアは新玉名駅の「長洲きゃあめし弁当」が優勝、新八代駅の「鮎屋三代」が準優勝
各エリアの、優勝と準優勝も発表されました。
熊本エリアの優勝は新玉名駅の「長洲きゃあめし弁当」。絶品のあさりご飯とタコの旨煮といった海の幸が人気を集めたようです。「素材の味が生きる味付け。一つ一つのおかずが色とりどりで存在感があって美味しくいただきました。金魚の飾り切りが可愛いです」(福岡県)と盛り付けの工夫も高評価でした。
準優勝は新八代駅・熊本駅の「鮎屋三代」。鮎の甘露煮を丸ごと味わえる、まさにご当地弁当の真髄を感じさせるダイナミックなメニューが、多くの人の心を掴んだと言えるでしょう。
「大きな鮎が柔らかくまるごと食べれて、ご飯も味がしみてとても美味しかったです!また機会があれば頂きたいです」(福岡県)「鮎の甘露煮が丸ごと入っていて、見栄えがよく味もよい。包装もこれから食べるのをワクワクさせる感じがする。九州の駅弁3年連続1位と書かれているのが納得できた」など絶賛するコメントが相次ぎました。
鹿児島エリアの優勝は嘉例川駅の「百年の旅物語 かれい川」、準優勝は鹿児島中央駅の「薩摩黒膳弁当」
続いて鹿児島エリアでは、嘉例川駅の「百年の旅物語 かれい川」が優勝となりました。濃すぎない素朴な味つけが高い評価を得て、駅弁ランキング3連覇を達成するという人気ぶりです。
「竹の皮の駅弁で懐かしく、とても優しく、凄く美味しい弁当です。また食べたい!」(滋賀県)「駅弁は濃い味付けという印象でしたが、このお弁当は調味料が主張しすぎず、素材が美味しいお弁当でした。嘉例川駅の雰囲気とピッタリと言いましょうか、素朴な味です」など、やさしい味に癒される人が続出しているようです。
準優勝は鹿児島中央駅の「薩摩黒膳弁当」に。ふっくらと炊き上がった黒米、そして黒米と相性抜群のおかずはボリュームがあって食べ応え抜群です。
投票した人からは「食欲をそそる彩り良い盛り付けと、薄味だけど品の良い味付けで非常に満足するお弁当でしたっ!!」(福岡県)「買った時は内容が分からないままであったが、思ったよりボリュームがありお酒のツマミにもなり正解だった」など、華やかな盛り付けとあっさりした味付けのバランスの良さが高評価でした。
地元ならではの食材を使った駅弁は、その土地を旅しながら食べるとさらに美味しく感じるもの。受賞した駅弁をはじめ、エントリーされた21種類の駅弁は現在も販売中です。熊本・鹿児島へ九州新幹線で旅行する際は、どれを選ぼうか迷うのもまた楽しみのひとつかもしれません。
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