学情は、同社が運営する「あさがくナビ」で「就職活動に関するアンケート調査」を実施。2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に行なった本調査では、コロナ禍におけるZ世代の就活動向の実態が明らかとなりました。
今回はプレエントリーと選考参加社数に関する調査結果を中心に紹介します。調査期間は6月4〜18日。有効回答数981件。
就活生のプレエントリー社数21社以上が全体の半数以上
現在までのプレエントリー社数を尋ねたところ、もっとも多いボリューム帯は11〜30社で全体の約40%(11〜20社 18.5%、21〜30社 19.9%)。51社以上も15.9%と多く、「21社以上」でみると全体の約53%の学生がプレエントリーしています。選考参加社数は絞り込む傾向に
一方、選考参加社数についてみてみると、約6割の学生は「10社以下」と回答しています。もっとも多かったのは「11〜20社」で24%ですが、10社以下の割合はいずれも高く、選考に参加する企業を絞り込む傾向があるとわかりました。
内々定を獲得した学生のうち約2割が、特に入社を希望する企業と「6回以上」接点を持ち、4回以上を加えると6割に上ります。しっかりとプレエントリーを実施し、志望度の高い企業とは多くの接点を持つことで理解を深めたいといった姿勢がうかがえます。
学情の営業部門担当執行役員、歌津智義氏はコメントで「新型コロナの影響で就職環境が厳しくなり、プレエントリーや選考参加社数は例年より増えると想定されていた。しかし実際には、希望する就職先をしっかりとリサーチし、丁寧に就職活動に取り組んでいる様子がうかがえる。企業側も学生の思いを汲み取り、コミュニケーションを図る機会を増やす努力が必要となる」と述べています。
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