かまくらカスターのあの味がプリンに!? 新たな鎌倉土産「かまくらカスタープリン」とは

鎌倉ニュージャーマンの看板商品「かまくらカスター」。その味わいをイメージした「かまくらカスタープリン」が、2021年5月に販売開始となりました。6月には増産体制が整い、鎌倉本店など4店舗で購入できるようになりました。どんな味なのか紹介します。

鎌倉ニュージャーマンに、看板商品「かまくらカスター」のやさしい味わいをイメージした「かまくらカスタープリン」が登場。6月1日から鎌倉本店をはじめ、4店舗で購入できるようになりました。(画像はすべて筆者撮影)

 

鎌倉ニュージャーマンの看板商品「かまくらカスター」とは

左:かまくらカスタープリン(303円) 右:かまくらカスター(141円)
左:かまくらカスタープリン(303円) 右:かまくらカスター(141円)


鎌倉ニュージャーマンは、神奈川県鎌倉市に本社を構える1968(昭和43)年創業の老舗洋菓子店。「かまくらカスター」は、創業15周年を機に誕生した生菓子です。当時人気のあったシュークリームと、ニュージャーマンの人気商品であるショートケーキ、ふたつのおいしさを組み合わせたもの。約40年経った現在も、鎌倉を代表するお土産の一つです。
 

かまくらカスター断面
かまくらカスターの中にはとろとろのカスタードクリームが!

ふんわりしたスポンジの中には、とろとろのカスタードクリームがたっぷりと詰まっています。その「かまくらカスター」のやさしい味わいをイメージして誕生したのが「かまくらカスタープリン」です。

 

両社の技術を合わせ、新定番となるカスタードプリンを

2020年11月にリニューアルした「鎌倉ニュージャーマン」鎌倉本店。長めののれんに描かれているロゴマークは鎌倉市章と同じ「ササリンドウ」
2020年11月にリニューアルした「鎌倉ニュージャーマン」鎌倉本店。リブランドにより新たに制作されたロゴマークは鎌倉市章と同じ「ササリンドウ」


2020年4月、モロゾフの子会社となった鎌倉ニュージャーマン。モロゾフを代表する商品といえば、ガラスの容器に入ったカスタードプリンということで、カスタードにこだわり続けてきた鎌倉ニュージャーマンが手掛ける新定番とするべく、カスタードプリンの開発が始まりました。

内装のコンセプトは「ジャパニーズ・モダン」。ガラスケースの土台は鎌倉彫を思わせる木製
内装のコンセプトは「ジャパニーズ・モダン」。ガラスケースの土台は鎌倉彫を思わせる木製

「かまくらカスタープリン」のこだわりは、窯焼きであること。そのため、中まで均一に焼き上げることのできるガラス容器を使用しています。
 

かまくらカスタープリン

カスタードプリンには、ジャージー牛乳を使用。底のカラメルソースには和三盆を使用し、苦みの少ない、やさしい味わいとなっています。このカラメルが、かまくらカスターのスポンジ表面の香ばしさを表現しています。

 

氷で徐々に冷やすのがなめらかさの決め手

驚くことに、すべて手作業で行われています。冷やす段階の温度調整が難しく、氷で徐々に冷やすことで、かまくらカスターに入っているカスタードクリームのように、ねっとりとしたなめらかな食感を実現しているとのことです。
 

手作業ということで、1日に製造できる量に限界があったそう。5月からは横浜高島屋と日吉東急 avenue店の2店舗のみの先行販売でしたが、6月からは製造量が倍増したことによって、鎌倉本店とタカシマヤフードメゾン新横浜店を加えた全4店舗で購入できるようになりました。
 

各店、個数に限りがあるため、早目の時間にお買い求めください。

 

常温タイプのかまくらカスタープリンも販売

かまくらカスタープリン(常温)と鎌倉チーズケーキ(常温)


実は、常温タイプの「かまくらカスタープリン(2個入432円)」もあるんです。こちらの商品は、モロゾフが製造しています。
 

生のかまくらカスタープリンとまったく同じ素材、同じ味というわけではありませんが、常温タイプのプリンの中では人気の高い商品とのこと。同シリーズの「鎌倉チーズケーキ(2個入432円)」も自信作とのことですので、試してみては。


・鎌倉ニュージャーマン https://newgerman.co.jp/


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