10代~25歳のZ世代の女性が1カ月に生理用品に使う金額、生理用品の使用で困ったことなど、生理に関するリアルな声が明らかになりました。
生理用品にかかる金額は1カ月に「1000~1500円未満」の回答が最多
生理用品は「親のお金」で買っているという人は744人、「自分のお金」で買っているという人は484人でした。1カ月に生理用品にかかる金額として、最も多かったのは「1000~1500円未満」(325人)、次いで「500円未満」(315人)、「500~1000円未満」(311人)でした。「1500~2000円未満」と回答した人も171人おり、中には「3000円以上」(30人)という回答も。1カ月の生理用品に2000円以上かかっている人は1228人中106人でした。使っている「生理用品の種類」で最も多かったのは、「ナプキン」(1187人)、次いで「タンポン」(136人)、「ショーツ型ナプキン」(25人)でした。
「生理用品で困ったこと」1位は「学校や外出先で急に生理が来た」
困ったこと3位は「お金がかかる」……「食費を浮かして購入」の声も
2位は、「漏れ」(175人)。「量が多すぎて漏れてしまい、学校の椅子を汚してしまってクラスのみんなにバレてしまった(18歳)」「出血が多くてズボンにまで染みる、椅子に血がつく。学生では授業を抜け出して替えに行くことが出来なくて困った(21歳)」「部活で、私含め、汗がすごい子はズボンに血が滲んでしまったこともあった(21歳)」などのコメントが見られました。3位の「お金がかかる」(68人)では、「生理期間中、ナプキンは3種類くらいを使い分けないといけない。その時に合ったサイズを買うので、結構料金がかかる(25歳)」「 一人暮らしを始めて、このご時世でバイトも出来ずお金がないけど、絶対必要なものなので食費を浮かして買っている(19歳)」「量が多くて早く無くなってしまう。父子家庭で、パパに言うのも申し訳ない(17歳)」など、自分で生理用品を負担している人からのコメントが多く見られました。
4位以下は「学校などでトイレへ持っていく際、周囲の目が気になる」(48人)、「授業中やバイト中など、ナプキンを変えるタイミングがない」(46人)などが挙げられました。
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