「夫婦の出産意識調査」2人目の壁、不妊治療の保険適用……コロナ禍で出産・子育てへの不安を抱える夫婦は6割以上

公益財団法人1more Baby応援団は、今年で9回目となる「夫婦の出産意識調査2021」の結果を発表しました。コロナ禍における、出産や育児への不安やストレス、「2人目の壁」の感じ方などへの影響や今後の「不妊治療の保険適用」などについて調査しました。

理想の子どもの人数は「2人以上」でも、約7割が「2人目の壁」を実感

子どもの理想の人数は「2人以上」と回答した人が6割以上
理想の子どもの人数は、「2人以上」と回答した人は65.6%を占めました。その一方で、生活費や教育費に関連した家計の見通し、仕事等の環境、年齢等を考慮した上で第2子以降の出産をためらう「2人目の壁」について、「存在すると思う」と答えた人は全体の71.6%。調査開始以来9年連続で7割以上を超える結果となりました。
コロナ禍で出産や育児に不安を抱える人ほど「二人目の壁」の存在を感じるよう
「2人目の壁」を感じる理由の上位は「経済的な理由」(79.5%)、「第一子の子育てで手いっぱい」(52.4%)、「年齢的な理由」(49.9%)でした。

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