ビズヒッツは複数回の転職経験がある500人にアンケートを実施し「2回目の転職ならではのデメリットとメリット」について聞きました。今回は「2回目以降の転職ならではのメリット」ランキングを紹介します。
1回目と2回目以降の転職活動で企業の対応に違いはある?
まず「転職回数によって転職活動で企業の対応に違いはあったか」については、「違いがあった」と「違いはなかった」がほぼ半分ずつという結果に。
「違いがあった」と回答した人からは「書類の通過率が下がった」「面接で聞かれる内容が違う」「警戒されている感じが伝わってきた」といったコメントがありました。
「違いはなかった」と回答した人からは「企業がこちらをどう見るかよりも、自分のほうが転職先候補の企業に対して必要以上に慎重になってしまう」との意見が寄せられました。
2回目以降の転職のメリット、圧倒的1位は「アピールポイントが増える」

2回目以降の転職ならではのメリット、ダントツの1位は「アピールポイントが増える」でした。2位以下は「企業選びのポイントがわかる」「好条件で転職できる」と続きます。
複数の企業で経験を積むと、企業にアピールできる経験やスキル、能力が増え、アピールポイントが企業にマッチすれば「即戦力」と評価されることも多くなります。
経験やスキルがアピールできるのは同業種・職種への転職だけに限らず、回答者からは「異業種であっても、社内の環境整備等は他の企業を参考にできる部分がある」「異業種ならなおさら、応用できる幅が広がる」といったコメントも寄せられました。
2位の「企業選びのポイントがわかる」は、複数の企業を経験することで企業を比較できるようになり、視野も広がるようです。2回目は募集要項や面接時の雰囲気などから「より自分に合う企業」「よりよい条件の企業」を見極め、比較検討しながら転職活動できたという人が多数いました。
中には1回目の転職で「失敗した」と感じ、その失敗と反省を生かして企業研究した人もいました。
3位の「好条件で転職できる」については、特に同業種・職種への転職で「経験者採用」された人たちからの回答が目立ちました。経験者であれば高い給与を提示されたり、金額についての交渉もしやすくなったりするようです。
アンケートは4月3~17日、インターネット上で実施。回答者500人の内訳は女性299人、男性201人。
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