ビズヒッツは5月19日、「転職エージェントを利用するメリット・デメリット」ランキングを発表しました。4月1日~5月3日の期間に、転職エージェントを利用したことがある218人にインターネット上でアンケート調査を実施。転職エージェントのメリットやデメリット、どんな人におすすめなのかをランキングにしました。
転職エージェント利用のメリットランキング、1位は「書類作成の補助」
メリット1位は、「履歴書や職務経歴書の作成を手伝ってもらえる」(50人)でした。「スキルシートや職務経歴書を作ったことがなくても、添削してもらえるため、見やすくアピールしやすく作れる(50代 男性)」など、転職の第一関門となる履歴書や職務経歴書がブラッシュアップされ、書類選考の通過率が上がったとの声が寄せられました。
2位は「自分に合う求人を紹介してもらえる」(41人)。転職エージェントでは、登録時の面談で、希望条件、経歴、スキル、キャリアプランなどを丁寧にヒアリングし、「企業が求める人材」と「応募者の能力・スキル」を合致させたうえで紹介してくれます。そのため、自分でやみくもに応募するより選考通過率が高かったとの声も多くありました。
3位は「面接対策をしてもらえる」(39人)。転職エージェントでは、面接で聞かれることの多い質問や、好印象を与えられる答え方などのアドバイスをもらえます。面接練習のおかげで自信をもって本番にのぞめたとの声や、不採用の会社からエージェント経由でフィードバックをもらえたことで次に活かせたとの声が寄せられました。
転職エージェント利用のデメリット、1位は「希望と合わない求人を紹介される」
デメリットの1位は、「希望と合わない求人を紹介される」(55人)でした。「多様な視点から求人を探してくれる点」にメリットを感じる人がいる一方で、希望とズレた求人紹介に不満を感じている人もいるようです。
2位は、1位と僅差で「担当の当たりはずれがある」(54人)でした。「連絡漏れやミスが多いなど質が悪い担当者もいる(30代 女性)」「見下しているような対応の所もあった(20代 女性)」など、担当者との相性が転職活動に支障をきたしたという人も多いようです。そのような場合は変更をお願いするか、転職エージェントを変えることも検討するのがよさそうです。
3位は「連絡頻度が高くわずらわしい」(16人)。特に仕事をしながら転職活動をしていると、就業時間中の連絡にわずらわしさを感じるようです。面談の際に、担当者と連絡の頻度や時間帯を相談しておくのもよいでしょう。
転職エージェントがおすすめな人、1位は「働きながら転職活動をしている人」
転職エージェントの利用がおすすめな人1位は、「働きながら転職活動をしている人」(49人)でした。企業のリストアップ、情報収集、募集、面接の日程調整など、手間のかかることや面倒なことを代行してくれる転職エージェントは、転職活動にあまり時間を割けない在職中の人にとってはありがたい存在ですね。
2位は「転職が初めて/転職活動の進め方がわからない人」(41人)でした。転職活動を何から始めればよいのか、どうやって転職先を探せばよいのかわからない人にとって、転職エージェントは大きな助けとなるようです。
3位は、「方向性が決まっていない人」(36人)。転職エージェントでの面談の過程で自己分析ができ、方向性が明確になる人が多い様子です。「知識のあるアドバイザーに話を聞くだけでも、職業選択の幅が広がる」との声もありました。
転職エージェントは、仕事紹介だけでなく、面接対策、書類作成、応募先の選別、日程調整、年収交渉など、あらゆる方向から転職活動をサポートしてくれます。またエージェントとの面談により、自分の適性や強みが明確になるというメリットも得られます。転職活動において、エージェント登録を迷っている方は一度利用してみてはいかがでしょうか。
【おすすめ記事】
・転職の面接でされた質問ランキング! 2位は「志望動機」、1位は?
・転職活動で「しんどかったこと」1位は? 経験者500人のランキング!
・転職で役立った資格ランキング! 3位「TOEIC」、2位「運転免許」、2位以下に差をつけた圧倒的1位は?
・転職先の「決め手」ランキング! 収入・休日・福利厚生を抜いた1位は?
【関連リンク】