大東建託は居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021〈東京都版〉」を発表しました。
東京都に住む成人男女7万634人を対象に調査を行った結果、「住みここち(駅)ランキング」1位には昨年2位の「東京メトロ・築地/新富町A※1」が選ばれました。2位は「世田谷代田駅(小田急線)」、3位は「広尾駅(東京メトロ日比谷線)」と続きました。
1位は銀座・日本橋まで徒歩圏内「東京メトロ・築地/新富町A」
築地/新富町エリアは、「交通利便性」において今調査の1位を獲得しています。「有楽町線・新富町駅」「都営浅草線・宝町駅」「銀座線・京橋駅」「JR京葉線/日比谷線・八丁堀」など徒歩10分圏内で複数沿線が使え、東京の表玄関とも言うべきターミナル駅「東京駅」までも徒歩で行くことが可能。羽田空港・成田空港へも電車1本で行ける好条件は特筆すべき利便性でしょう。
築地市場が豊洲へ移転した後も築地場外市場は変わりなく賑わっており、歌舞伎座や新橋演舞場といった文化施設、聖路加国際病院もほど近く、「物価」意外の要素が全体的にバランス良く好評価だったことが1位につながりました。
2位は都心且つ閑静な住宅街で開発が進む「小田急線・世田谷代田駅」
世田谷代田駅エリアは、古くから閑静な住宅地ですが、近年小田急電鉄が京王電鉄とともに「下北線路街」を開発しています。新宿まで電車で約12分の都心にありながら、この街づくりにより緑を増やし、地域とつながる様々な取り組みが進られています。各種商業施設の他、宿泊施設や都心でリトリートを提供する温泉も生まれ新たな魅力となりそうです。3位は恵比寿・麻布・青山に隣接「広尾駅(東京メトロ日比谷線)」
「広尾駅」は、渋谷区の駅。こちらは「交通利便性」で2位、「イメージの良さ」で3位と都会的な要素が高く評価されています。
子どもが遊べる広場や日本庭園を有する有栖川宮記念公園や日本赤十字社医療センターといった医療施設があり、幅広い年齢層が暮らしやすいと感じているようです。
居住者コメントによると「地域の繋がりは、都会的な適度な距離感があり、お互いのプライバシーを尊重する雰囲気がある(37歳女性・既婚・専業主婦)」とのことで、ご近所付き合いや人間関係の煩わしさが少ないことも心地よさの要因のようです。
今調査では、昨年の調査と同じ9駅が今年もトップ10入りする結果となりました。唯一昨年7位からから今年のトップ10を果たせなかった駅は「後楽園G(※2)」でした。
>住みここち(駅)ランキングTOP10の結果はこちら
※2つの近接駅を統合した場合は駅名の後にG(group)を、3つ以上の近接駅を統合した場合はA(area)を付記
※1 築地・新富町A:築地・東銀座・築地市場・新富町
※2 後楽園G:後楽園・春日
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