人気ドラマ『ドラゴン桜』も16年ぶりに復活するなど、世間の注目を集める東大生。熾烈な受験勉強を勝ち抜いた、彼らの受験生時代の生活がどんなものだったか気になりますよね。
そこで今回は、現役東大生および東大生OBOGに対して、アンケート調査を実施! 計51名に、就寝・起床時間や習い事など、さまざまなライフスタイルについて伺いました。
0時に眠って6時に起きる。無理せず規則正しい睡眠スタイル
高校時代の就寝・起床時間についての質問では、深夜0時に眠るという人が半数を超える結果に。そのうち最も多い起床時間は6時。「0時に眠って6時に起きる」がいちばん多い睡眠サイクルでした。
ただし「23時に寝て6時か7時に起きる」のような、早めに就寝して睡眠時間を確保する人も多いようです。
いずれにしても、22時以前に寝たり、5時以前に起きたり、また不規則だったという人も少数。無理せず規則正しい睡眠スタイルが受験勉強を勝ち抜く秘訣かもしれません。
東大生は水泳が好き? 意外な結果が明らかに
1年以上通っていた習い事についての質問では「学習塾・通信教育」が1位になりました。
意外だったのは、2位の「水泳」。情操教育と思われる「ピアノ・エレクトーン」や、塾の延長ともいえる「英語・英会話」を抑えてのランクイン。全身運動なので、勉強のリフレッシュに向いているのかも?
また、その他と答えた人では「ゴルフ」「ポニー」といった珍しい習い事を経験している人もいるようです。
東大生が気にするのは「周囲の意見」ではなく「自分の将来」
朝6時に起きて、学校以外にも塾と水泳に通い、夜0時に眠る。なかなかストイックなライフスタイルが見えてきた東大受験生ですが、最後に志望理由について聞いてみました。
そもそもなぜ、東大を目指したのか? アンケートの結果「入学時に学部の選択ができる制度がある」や「将来の就職に有利だと考えた」などが上位に。
一方で、親・兄弟・友人・教師など「周りの人の勧め」や「ドラマ・漫画・小説などに影響を受けた」は下位になりました。
身近な人の意見よりも、入学後の学部選択の自由や卒業後の就職有利といった「自分の将来につながるかどうか」の方が東大受験生の心を動かすようです。
また『ドラゴン桜』のようなドラマに影響を受けて東大を目指す人は少ない、という身も蓋もない結果も明らかに……。とはいえ、16年ぶりの復活となった今回の続編も人気なので、今後は影響を受けて受験したという人も増えてくるかもしれません。
意外な実態が明らかになった東大生のライフスタイル。身近に受験生のいる方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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