一般財団法人サニクリーンアカデミーでは、おそうじや衛生管理についての意識調査や実態調査を行っています。今回はスーパーマーケット利用者を対象に、新型コロナウイルス感染症の流行前後での「清潔感」に対する意識変化を調査しました。スーパーマーケット利用者は、どんなことを重視するようになったのでしょうか。
スーパーマーケット利用時に重視する点1位は「商品が安い」。コロナ流行前後で変化も
「スーパーマーケット利用時に重視する点」を調査したところ、新型コロナ流行前後において「商品が安い」が変わらずに1位になりました。しかし、新型コロナ流行前では27.5%だったものの、流行後には21.8%に減少しました。また、流行前には「店内の衛生面における対策」を重視していた利用者は2.3%だったのに対し、コロナ流行後には17%が重視するという結果となり、2位にランクイン。「混雑のしにくさ」も1.5%から13.3%へ増加し4位になったことで、衛生面において安心して買い物できる環境が整っていることが重要であることがわかりました。
カートやトイレなど、人が触れるものや場所の衛生面を重視
「店内の清潔感について気になること」の調査では、「総菜売り場のトングなど人が触れるものへの衛生面」が新型コロナ流行前は62.8%で4位でしたが、流行後には81.8%で1位となりました。また、「買い物かご・カートの持ち手」はコロナ流行前後で約30%増加し3位にランクインしました。新型コロナの流行により、「ものへの接触」に対し衛生面を重視する傾向になったことがわかります。また、「トイレの清潔さ」に関しては、コロナ流行前後も変わらず気になる点でもあるものの、汚れやニオイなどに加え、目に見えない菌やウイルスへの対応がより求められます。
【おすすめ記事】
・ドラッグストア利用率ランキング! 3位「スギ」、2位「ウエルシア」、1位は?
・ペットボトル緑茶人気ランキング! 3位は「伊右衛門」2位は「綾鷹」、1位は?
・牛乳を飲む人は8割強!よく買う「牛乳」1位はあの有名メーカー
・ハーゲンダッツの人気フレーバーランキング! 2位「バニラ」、栄えある1位は?
・ペットボトルコーヒー人気ランキング! 2位は「ジョージア」、1位は?
>次ページ:従業員の「マスクの着用」に対して、スーパーマーケット利用者は重視