ハウス食品は5月17日、料理経験者が戸惑ったことがある「レシピ語」ランキングを発表しました。全国の料理をする20~60代の男女1000人(10歳刻みに男女100人ずつ、男性500人/女性500人)を対象に、2021年4月6~8日の期間で実施したインターネット調査によりランキングを作成。同時に、あいまいな「レシピ語」を解説する「レシピ語超解説辞典」を「完熟トマトのハヤシライスソース」特設サイトで公開しました。
戸惑ったことがある「レシピ語」ランキングTOP3!
戸惑ったことがある「レシピ語」ランキング1位は「適宜」(30.1%)。2位は「少々」(16.1%)、3位は「さっと」(12.5%)でした。「適宜、など具体的な数値が表示されていないと、加減がわからず思うような仕上がりにならないことがある(58歳女性)」「少々と言われると、入れすぎが怖いのでどうしても薄味になってしまう(65歳男性)」「さっと、と書いてあったので、少しの時間しか火にかけなかったら火が通ってなかった(37歳男性)」「青菜などの下ゆでの際に書かれる、サッとゆでる、がいつもどのくらいの時間ゆでれば良いのか悩む(24歳女性)」など、多くの戸惑ったエピソードが寄せられました。
あいまいな「レシピ語」に戸惑ったことがある料理初心者は約8割!
昨年から続くコロナ禍において、「料理の頻度」がコロナ前より「増えた」という人は87.3%を占めています(ハウス食品調べ)。
そんな中、「少々」や「しんなり」など、レシピ内の独特な表現に「戸惑ったことがある」人は57.3%と約6割。そのうち、コロナ禍で料理を始めた「料理初心者」になると、77.4%もの人が戸惑いを感じていました。レシピ内の独特な表現によって、約2人に1人(50.9%)が「料理のハードルが上がる」と回答し、レシピ内の独特な表現によって料理に苦手意識を持つこともあり得るようです。
「レシピ語」による料理失敗談……「同じレシピでも毎回違う味」
「レシピ語」がよくわからないまま、料理をして失敗した経験として多かったのは、「同じ料理でもレシピによってやり方がいろいろあり、自分に一番合っているレシピかわからない」が26.8%、次いで「感覚で対処したら失敗した」(23.1%)、「同じレシピでも毎回違う味に仕上がる」(20.2%)が続きました。
「切り方の表現がわからず、出来上がりが写真と違ってしまった(26歳男性)」「柔らかくなるまで、の表現通りに作り、まったく食感のないもやしのナムルになってしまった(46歳男性」」「ふんわりラップ、とあったので軽く乗せただけにしたら、中のものが弾けてレンジ内に飛び散った(33歳女性)」「玉ねぎを細かくする、とあったのですりおろしたら、みじん切りのことだった(29歳女性)」などの失敗談が寄せられました。
今までの謎が明らかに! 史上初⁉ 「レシピ語超解説辞典」
ハウス食品が公開した、レシピ独特のあいまいな表現を解説した「レシピ語超解説辞典」。たとえば、「しんなり(するまで)」は、「元の状態よりも見た目が全体的にすき通って、少しクタッと固さがとれて柔らかくなった状態になっていれば「しんなり」したと思っていただいて大丈夫です」。「さっと」は、「モヤシは30秒、小松菜は1〜2分、オクラは少し長めの2〜3分」、など、「レシピ語」のあいまいな表現を楽しみながら、今までの戸惑いを解消してくれます。この辞典によって、今まであいまいな「レシピ語」が怖かった人も、料理を楽しめるのではないでしょうか?
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