20~30代女性の「理想の男性上司」の条件、2位の「尊敬できる」を超えた圧倒的1位は……?

新年度が始まり、1カ月が経ちました。STYLEC(スタイレック)は20~30代の女性が思い描く「理想の男性上司」に関するアンケートを実施しました。女性目線では男性上司はどのように映っているのでしょうか。女性が掲げる「理想の男性上司」の条件が明らかに!

新年度が始まり、1カ月が経ちました。新しい環境で仕事をスタートさせた人、新しい役職に就き、部下が増えた立場の人も多い中、20~30代女性が掲げる「理想の男性上司」の条件が明らかに。女性目線では、男性上司はどのように映り、評価されているのでしょうか。

STYLEC(スタイレック)は4月30日、20~30代の女性が思い描く「理想の男性上司」に関するアンケートの調査結果を発表しました。同調査は、20~30代の女性118人をを対象に、2021年4月21〜28日の期間で実施。回答者の属性は、年齢が20〜24歳(32名)、25〜29歳(45名)、30〜34歳(23名)、35〜39歳(18名)。職業は、会社員・公務員(85名)、個人事業主(12名)、会社役員(6名)、フリーター・アルバイト(7名)、主婦(4名)、学生(3名)、その他(1名)でした。
 

男性上司の第一印象で重要視するポイントは、圧倒的に「清潔感」

「清潔感がある」が半数を占める結果に!

20~30代の女性が、男性上司の第一印象で重要視するポイントの1位は「清潔感がある」。全体の50%を占めました。次いで「親しみやすい」(27.1%)、「礼儀正しい」(9.3%)が続きます。「身だしなみが良い上司は仕事もできるイメージがある(20代前半・会社員)」「仕事のキレは、身だしなみに出る(30代前半・会社役員)」「優しさ、細やかな配慮などは外見に出ていると思う(30代後半・アルバイト)」など、清潔感がある、身だしなみがきちんとしている=「仕事ができる」という印象につながっているというコメントも多く見られました。

優しさや面倒見の良さなど、部下に対する姿勢についての項目も多い

複数回答による「理想の上司について当てはまるもの」でも、圧倒的に多かったのが「清潔感がある」で91.5%を占めました。次いで「尊敬できる」(87.3%)、「仕事ができる」(85.6%)が続きます。「気配りができる」「優しい」「面倒見がよい」「礼儀正しい」など、部下に対する姿勢や人間性についての項目や「仕事ができる」「決断力がある」など、仕事の能力についての項目を重視する人が多いようです。

「理想の上司」のイメージとして挙げられた男性有名人は、1位が「竹野内豊さん」(10名)、2位が「櫻井翔さん」(6名)、3位が「大泉洋さん」(5名)でした。4位以降は西島秀俊さん、堤真一さん、バナナマンの設楽統さんが挙げられています。1位の竹野内豊さんは、資生堂「UNO」のCMで上司役を演じるなど、清潔感のある上司のイメージが強く印象に残っているのかもしれません。
 

「こんな男性上司はイヤだ!」ランキングTOP2は「ニオイ」系

TOP2は「ニオイ」、3位以降も身だしなみに関連する項目が並ぶ

「こんな男性上司は嫌だと思う印象」では「口臭がある」「体臭がある(加齢臭も含む)」とニオイに関する項目が1位、2位と続きました。3位は「髪の毛がボサボサ」、4位「服装が整えられていない」、5位「ひげの手入れをしていない」、6位「肌が脂ぎっている」と身だしなみに関する項目が続きます。

「タバコを吸っているとどうしても口臭は気になるので、気をつけて欲しいところ(20代後半・会社員)」「指摘を受けている時に、加齢臭や口臭など嫌な匂いが漂ってきて、指摘の内容より臭さで頭がいっぱいでした(20代後半・会社員)」「取引先とのMTG中、頭を掻いてフケが落ちてきた。会社の評価を落とす気がした(30代前半・個人事業主)」「爪が伸びていたり爪の中が汚いと、会話力があり人柄が良くても印象が落ちてしまう(20代後半・学生)」などの実体験を踏まえたコメントが見られました。
 

リモワだからと気が緩んでいませんか? 逆にじっくり見られている?

コロナ禍により出てきた体験もあります。「マスクが使い古されていて毛羽立っていると汚く感じ嫌だった(20代後半・会社員)」「リモートになり、髭を生やす人が増えたイメージ。髭が生えているのはいいが、整えられていないのは嫌。男性美容が浸透してきたため、肌が綺麗じゃない人は余計に目立つ気がする(20代後半・会社員)」など、リモートワークで逆に身だしなみの程度をじっくり見られるようになる場合もあり、注意が必要です。

「見た目が整っていない(=自分を客観視できない)人は、他人にも気を配れない人というイメージ。肌がカサカサ、髪も体毛もボーボー、スーツもヨレヨレの人と働いたときに、自己主張が強すぎて、私の意見を一切聞いてもらえなかった経験がある(20代後半・公務員)」など、「身だしなみができない」=「自分を客観視できない」と見なされ、「身だしなみ」は人間性や仕事の能力の判断材料として大きな影響力を持っているようです。

日々の仕事を通して、部下は多くを感じ取っています。もちろん内面が最も重要であることは間違いありませんが、最低限の見た目を気遣うことは、周りへの配慮につながると考える人が多いようです。

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