パナソニックが1都3県に住む1000名を対象に「新型コロナウイルスの影響による引越し意向調査」を実施。驚きの結果が明らかになりました。
2人に1人が引越しの意向あり。引越し先は「今よりも郊外・地方」
コロナ禍をきっかけに、すでに引越した人は6.2%、引越す予定がある人は9.1%と、1割以上が住居を変えた、もしくは変えようとしていることが判明。
さらに、具体的に検討している人が7.1%、物件や時期が合えば検討が12.0%、少し興味・感心があるが13.9%。2人に1人が引越しへの意向を持っていることが明らかになりました。
希望する引越し先は、今よりも郊外が35.8%、今よりも地方が23.2%。今よりも都心の19.7%をどちらも上回り、合わせて半数以上の人が郊外や地方への引越しを希望していることが分かりました。
実際に、総務省が2021年1月に発表した「人口移動報告によると」東京都の転出数は2020年7月から6カ月連続で転入を上回る結果になっています。
引越しで買ったもの1位はカーテン! 新時代の「三種の神器」も判明
ところで、このような引越しの意向が高まる中で、引越す人たちは転居の際にどういったものを購入しているんでしょうか。ちょっと気になりますよね。
同じくパナソニックが過去3年以内に引越しをした500人に対して調査したところ、1位はカーテンという結果になりました。
確かにカーテンは、部屋ごとに長さが違うので転居前のものを使えなかったり、備え付けだとしても自分の趣味と合わないと買い換える必要があったり。引越し経験者だからこそ気づく「意外な初期費用」なんですよね……。
防犯や日当たりの調整だけでなく「外部からのプライバシーを守れる」というのも重要なポイントです。
また「購入したもののうち満足度の高かったもの」の1位はエアコンでした。決して安くない買い物ですが、部屋の快適度に直結するエアコンはやはり「買ってよかったな」と思うようです。
興味深いのが、どちらのランキングでもトップ3は共通だったこと。カーテン、エアコン、そして椅子・ソファという結果になりました。
椅子・ソファが少し意外でしたが、テレワークで在宅時間が増えると座っている時間が長くなるので、自分や部屋に合う椅子・ソファを買うことができると満足度の高い買い物になるのかもしれません。
プライバシー確保のカーテン、快適な室温のためのエアコン、そして座り心地のいい椅子・ソファが、これからの時代の新しい「三種の神器」といえそうです。
引越しを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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