a-nationに登場した日本デビューをしていない3グループ

エイベックス・グループが開催する夏の恒例ライブイベント「a-nation」が2017年も8月26日(土)27(日)、東京・味の素スタジアムにて行われ、両日合わせて約10万人の観客が熱狂した。


各日のヘッドライナーである浜崎あゆみ、AAA以下、エイベックスの人気アーティストが次々とステージを沸かせるが、中でも鮮烈な印象を与えたのが、BLACKPINK(ブラックピンク)、Red Velvet(レッド・ベルベット)、NCT127という、日本デビューをしていない3つのグループだった。


彼らは、韓国で活躍するK-POPのグループ。確かに日本デビューはしていないが、BLACKPINKはYGエンターテインメントに、Red VelvetとNCT127は共にSMエンターテインメントにと、韓国の3大音楽事務所に所属し、新曲の動画がYouTubeを通して世界中で視聴される、正に旬のグループだ。


それゆえK-POPファンや新し物好きに広く知られ、a-nationにおいても圧倒されるような凄まじい歓声を浴びており、思わず観客席を見渡すほどだった。
 

歌とダンスの実力派「BLACKPINK」

27日のトップランナーとして登場した「BLACKPINK」は、歌とダンスの実力が粒ぞろいの4人組ガールズグループ。ちょうど1年前にデビューしたばかりだが、女性が女性に憧れる「ガールクラッシュ」の魅力で一気にブレイクし、デビュー曲「BOOMBAYAH」のミュージックビデオは、K-POPグループの中で初めてとなる、YouTubeのデビュー曲再生回数2億回を突破。また最新曲「最後のように」も、K-POPグループで最短となるわずか46日でYouTubeの再生回数1億回を突破という、大注目グループだ。


 

BLACKPINK ブラックピンク a-nation 2017
気合いの入ったラップに、空間を満たす歌い上げ、キレッキレのダンスが光ったBLACKPINK

そんな彼女たちは、a-nationでは日本語歌詞で歌い、トークもすべて日本語で行っていた。そう、実は8月30日(水)に日本語版のミニアルバムを発表する日本デビューを目前に控えてのライブだったのだ。更に先んじて行われたデビュー前のショーケースは日本武道館での開催という異例な規模で行われ、しかも、20倍以上の応募が殺到したという。既にDiorやSHEL'TTERとコラボを行うなど、日本での露出も増えてきている。
 

幅広い人気を誇る「Red Velvet」

「Red Velvet」は、2014年にデビューした5人のガールズグループ。こちらはガーリーな魅力と、もはやベテランとも言えそうな、プロフェッショナルな安定のステージで、根強く、幅広い人気を誇る。

red velvet レッドベルベット a-nation 2017
東方神起や少女時代の後輩として、王道の洗練されたパフォーマンスを見せたRed Velvet


a-nationでは、日本向けファンサイト「ReVeluv-Baby」の開設と、初のショーケース開催がメンバーから発表され、「Red Velvetも日本デビュー間近か?」という期待をさせるに十分だった。
 

凄みを見せていた「NCT127」

「NCT127」も、前年2016年にデビューしたばかりの、9人組ボーイズグループ。日本のアーティストがとにかくフェスを盛り上げようとアップテンポで掛け声の掛けやすい曲でスタジアム全体を沸かせていくのと対照的に、ミディアムテンポの曲を中心に、乱れぬダンスと高いボーカル力で自分たちの世界観を明確に描き、凄みを見せていたのが印象的だった。

nct127 a-nation 2017
時代の先を行くような音楽とアートのようなパフォーマンスで新鮮な驚きを与えたNCT127。日本人メンバーであるユウタがいることから、日本での活躍も実現しそう?


彼らも時期を同じくしてNCT日本オフィシャルTwitterを開設。こちらも今後の新たな日本での活動を予告するようだ。
 

少女時代・KARAブームに続く波がそこまで来ている?

昨今のK-POPのニュースというと、3大音楽事務所のもう一つであるJYPエンターテインメントに所属するTWICE(トゥワイス)が、泣き顔の絵文字である「TT」を表すダンスが読者モデルなどを介して中高生の間で流行り、一足先の6月に日本版デビューして話題となった。

参照:TWICE、遂に日本デビューへ! K-POP人気No.1グループの魅力とは?
 

現在K-POPは、3大音楽事務所すべての若手グループが拮抗し、ますます過熱する状況にある。そしてその熱を保ったままa-nationで見せた活躍は、K-POPファンはもちろん、日本のアーティスト目当てで来た客にも届いたようで、SNSで「初めて知ったが、とても良かった」といった投稿が少なからず見られた。


そんな彼らが次々と日本デビューしていく現状は、少女時代とKARAが一世を風靡した2010年を想起させる。


弓は極限までギリギリと引かれている状態。新しい波は、もう、すぐそこまで来ているのかもしれない。
 

【関連リンク】

日本人が生み出した、韓国で大流行の「シャシャシャ」

TWICE、遂に日本デビューへ! K-POP人気No.1グループの魅力とは?