3~5日がピーク?渋滞予測をチェックするのが大前提
2017年のゴールデンウィークは、5月1日、2日の平日2日を休めば最大9連休で、カレンダーどおりの場合でも後半5連休が控えている。クルマで出かける人も多いだろうが、気が重くなるのが渋滞だ。果たして渋滞回避の方策はあるのだろうか。
ゴールデンウィークやお盆、正月休みなどの大型連休で渋滞を回避する決定打は残念ながら見当たらない。高速道路の渋滞するポイント(ボトルネック)は決まっているので、まずは日本道路交通情報センターや各道路会社の渋滞予測をチェックする。渋滞する区間、時間帯による渋滞の距離が確認できる。
参考:ゴールデンウィーク(GW)の高速道路等の渋滞予測と対策について【首都圏版】(中日本高速道路)
こうした自然渋滞に関しては、渋滞する時間帯を避けるしかない。そうなると、真夜中やかなりの早朝(未明)に出発するか、渋滞が終わる夕方あたりから出る手もある。ただし、時間帯をずらすのは、渋滞回避の常識なので、夜中や早朝から混む高速道路も多く、単純に夜や早朝に出ればOKというワケではないので要注意だ。
カーナビやスマホ用アプリをフル活用
また、渋滞情報を入手したうえで、カーナビやスマホ用アプリなどのルート検索などをフル活用したい。カーナビなどでは、今まで蓄積された渋滞情報にリアルタイムの渋滞情報を加味するとことで渋滞を回避するルート検索が可能だ。
リアルタイムの渋滞情報は、VICSに加えて、「ETC2.0」によるITSスポットの渋滞情報、渋滞回避ルート検索、各カーナビメーカーやGoogleマップなどの独自のプローブ情報(リアルタイムの渋滞情報)などをすべて活用することで、常に渋滞や混雑が少ないルート検索をする手もある。
ドライバーや同乗者の体調管理などの条件が整うことが必須
もちろん、こうしたルート検索には限界があり、たとえばどうやっても1本しかない高速道路を延々に行く場合などは渋滞回避(迂回)したくてもしようもない。
こうなると、高速道路を使うか、途中で降りて一般道で行くかという話も出てくるが、どう判断するかは渋滞などの状況次第だ。自然渋滞に加えて突発的な事故渋滞も加わってしまったような最悪の場合は、筆者ならサービスエリアやパーキングエリア(駐車場も施設も混んでいるのだが)で休憩したり、一般道に降りてファミリーレストランで時間をつぶしたりしてしまう。
とにかく渋滞のピークは避けたいが、ドライバーや同乗者の体調管理などの条件が整うことが必須になる。夜に出発する場合、高速道路のサービスエリアにある仮眠室などもあるが、今年はすでに満室に近いはずで、早めの計画も検討したいところだ。
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