38度のぬる湯が1日43トン、浴槽は15種類。佐賀県「古湯温泉ONCRI/おんくり」は1300円の日帰り湯治

佐賀県佐賀市富士町、脊振山系の山あいにある「古湯温泉ONCRI/おんくり」。泉温38度のぬる湯を1日43トン湧く自家源泉から引き、男女あわせて15種類の浴槽を備えます。日帰り入浴もできる湯治リゾートを詳しく紹介します。(サムネイル画像:「古湯温泉ONCRI/おんくり」公式Webサイトより)

「古湯温泉ONCRI/おんくり」公式Webサイトより
「古湯温泉ONCRI/おんくり」公式Webサイトより
温泉の湯温は38度。体温とほとんど変わりません。佐賀県佐賀市の「古湯温泉ONCRI/おんくり」が掲げるのは「ぬる湯に浸かり時を忘れる、山峡の湯治リゾート」というコンセプトです。自家源泉から1日43トンが湧き、男女あわせて15種類の浴槽に注がれています。宿泊施設ですが、日帰り入浴も1300円で受け付けています。

All About ニュース編集部が各地の温浴施設から選んだ1軒を紹介します。今回の舞台は佐賀県です。

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「古湯温泉ONCRI/おんくり」の湯処は「SHIORI」。露天に箱蒸し風呂も

古湯温泉は別名「美人湯」として、古くから慰労と湯治で親しまれてきた温泉地です。湯処の名は「SHIORI/しおり」。読みかけの本に栞を挟むように、日々の生活に一息入れてほしいという願いから名付けられました。自家源泉の湧出量は1日43トン、泉温は38度と体温に近く、身体に負担をかけずに長く浸かれるのが特徴です。大浴場(男女別)には歩行湯、陶器風呂、寝湯、サウナ、ジャグジー。露天風呂(男女別)には檜風呂、打たせ湯、岩風呂、桶風呂、水風呂、そして箱蒸し風呂が並びます。天山を望む野趣豊かな露天を含め、男女あわせて15種類の浴槽が用意されています。1998年開業で、旧名称は「古湯温泉 吉花亭」でした。
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日帰りは1300円。フェイスタオルは無料で付く

日帰り入浴の時間は10時から20時まで。料金は大人1300円、小学生650円で、未就学児は無料です。フェイスタオルは無料で用意されており、バスタオルはレンタル200円。手ぶらに近い形で立ち寄れます。

注意したいのが水曜日です。毎週水曜はメンテナンスのため、日帰り入浴が15時から20時(最終受付19時)に短縮されます。午前中や昼過ぎに立ち寄る予定なら、水曜は避ける必要があります。

土日祝には足つぼマッサージ(20分2200円〜)も受けられます。また中庭には無料の足湯が設けられており、入浴前後に立ち寄れます。館内にはバー&レストラン「SEBRI」、膳座敷「季味」、イノベーティブ鉄板「Watahan」という3つの飲食施設があり、佐賀の食材を使った料理を提供しています。

「古湯温泉ONCRI/おんくり」の口コミ・評判は?

ニフティ温泉、JTB、宿泊予約サイトなどに寄せられた投稿を見ると、話題が集まっているのは以下の3点です。

ぬる湯でどれだけ長く浸かれるか

泉温38度という温度への言及が中心です。露天はとくにぬるく、長めに浸かれば冬でも汗が出てくるという投稿がありました。体への負担が少なく子どもでもゆっくり浸かれるという声も。逆に冬場は湯上がりに寒く感じるので、サウナと組み合わせたほうがよいという指摘もあります。内湯は温まりやすいため、露天との温度差を使い分ける人が多いようです。ジェットバスの勢いがよく、足裏や腰に効いたという感想も見られます。

山に囲まれた立地と施設の清潔さ

山に囲まれて秘湯のような雰囲気だったという投稿があります。大浴場が離れになっていること、脱衣所と浴室入口の両方に貸し出しタオルが置かれていることなど、細かな配慮を評価する声も。清掃が行き届いているという指摘は宿泊・日帰り双方の投稿に共通していました。内湯はガラス張りで、山村の景色が見られるという感想もあります。

循環による塩素臭の指摘

自家源泉ではあるものの循環利用のため、内湯の塩素臭がやや強いという指摘があります。源泉かけ流しを期待して行くと印象が変わる可能性があります。またJAFの会員証提示で割引を受けられたという投稿もあり、対象となる割引があるかは受付で確認してみる価値がありそうです。

訪れる前に押さえておきたい3つのポイント

1つ目は水曜日の営業時間です。日帰り入浴は通常10時から20時ですが、毎週水曜はメンテナンスのため15時からの受付となり、最終受付も19時に早まります。日帰りで訪れる場合、水曜の午前中は入浴できません。

2つ目は持ち物です。大人1300円は日帰り温泉としては高めの部類ですが、フェイスタオルが無料で付いてきます。バスタオルはレンタル200円。石鹸類も備え付けられているので、実質的に手ぶらで立ち寄れます。

3つ目は送迎バスの対象です。佐賀駅からホテルまでの無料送迎バス(佐賀駅発14時30分・15時30分、ホテル発10時・11時)が運行されていますが、これは宿泊客向けで前日までの予約が必要です。日帰りで公共交通を使うなら、佐賀駅から古湯・北山方面行きのバスで約40分。車の場合は長崎自動車道「佐賀大和IC」から約15分、福岡・天神からは三瀬トンネル経由で約60分です。

なお月ごとに休館日が設定されることがあり、公式サイトのお知らせで告知されます。連休期間は入浴時間が変更される場合もあるため、遠方から向かうなら直前に確認しておくのが安心です。
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