33度と53度、2本の源泉を600円で入り比べ。栃木県芳賀町「芳賀温泉 ロマンの湯」は道の駅より先にできた町営温泉

栃木県芳賀郡芳賀町、田園風景のなかにピラミッド型の屋根が現れる「芳賀温泉 ロマンの湯」。33度の「美人の湯」と53度の「あたたまりの湯」という2本の自家源泉を、600円で入り比べられる町営の日帰り温泉を詳しく紹介します。

※画像はイメージです
※画像はイメージです
道の駅に温泉が併設されたのではなく、温泉に道の駅が付いてきました。栃木県芳賀町の「芳賀温泉 ロマンの湯」は1995年に町営の温泉施設として開業し、その6年後に農産物の直売施設が加わって「道の駅はが」になったという経緯を持ちます。自家源泉は2本。33度の「美人の湯」と53度の「あたたまりの湯」を、600円で入り比べられます。

All About ニュース編集部が厳選する、評価の高いサウナ・温泉施設シリーズ。今回は栃木県から1軒を紹介します。

※2026年8月時点で、Googleクチコミが500件以上、平均評価が3.5超えの施設を紹介しています

>アクセスと料金をチェックする
All About ニュース編集部
この記事の執筆者: All About ニュース編集部
「All About ニュース」は、ネットの話題から世の中の動きまで、暮らしの中にあふれる「なぜ?」「どうして?」を分かりやすく伝えるAll About発のニュースメディアです。お金や仕事、恋愛、ITに関する疑問に対して専門家が分かりやすく回答するほか、エンタメ情報やSNSで話題のトピックスを紹介しています。 ...続きを読む
>プロフィール詳細

※本記事で紹介している商品の購入やサービスの利用により、売上の一部がオールアバウトに還元されることがあります。

「芳賀温泉 ロマンの湯」は内湯が1号泉、露天が2号泉。目印はピラミッド型の屋根

地下1,500mから湧く黄金色の湯が自慢で、2本の源泉を使い分けています。内湯に使われる1号泉はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(弱アルカリ性・低張性・低温泉)で、源泉温度33度、湧出量は毎分51.9リットル。炭酸水素イオンの濃度が高く、肌がなめらかになる「美人の湯」とされています。露天風呂の2号泉はナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)で、源泉温度53.1度、湧出量は毎分165リットル。塩化物イオンの濃度が高く、保温効果に優れる「あたたまりの湯」です。浴室には大浴場と岩組の露天風呂のほか、気泡湯、流水浴、サウナ、水風呂を備えます。一面の田園風景のなかにピラミッド型の屋根が現れるのが、外観上の目印です。
栃木県の名物をAmazonで見る
栃木県の観光情報を見る

 

一般600円、70歳以上は200円。町営らしい料金設定

入館料は一般600円、小学生200円で、乳幼児は無料。芳賀町民は町民カードの提示で500円になり、70歳以上の方は割引証の提示で200円と、公営施設らしい設定です。回数券は11枚綴りで一般6,000円、小学生2,000円。贈答用の浴券も用意されています。スタンプカードもあり、入館ごとに捺印され、貯まると1回無料で入館できます。

ボディソープ、リンスinシャンプー、ドライヤーは無料で備え付けられているので、タオルだけ持参すれば入浴できます。

館内には畳敷きの休憩スペースや大広間、有料の個室、お食事処、売店、ゲームコーナーがあり、Wi-Fiも使えます。食事処では芳賀町産米「ゆうだい21」や栃木県産米「とちぎの星」、栃木の豚肉を使った定食を提供。梨の季節には町特産の梨を使った限定メニューも登場します。

「芳賀温泉 ロマンの湯」の口コミ・評判は?

ニフティ温泉、じゃらんnet、温浴専門サイトなどに寄せられた投稿を見ると、話題が集まっているのは以下の3点です。

2つの源泉を比べられることへの評価

泉質の違う湯を1か所で入り比べられる点への言及が最も多く、この価格でどちらの湯質も良いと評価する投稿が繰り返し登場します。内湯はなめらかでツルツルする、露天は舐めると塩味を感じて体の芯から温まる、といった具体的な違いを書いた感想も。一方で、いずれも加熱循環のため消毒臭が気になったという指摘もありました。

田園風景と日光連山を望む露天風呂

露天風呂については、遠くに日光連山を望みながら田んぼを渡る風を感じられるという評価が集まっています。五行川沿いという立地で、4月下旬から5月上旬には対岸の牡丹桜がライトアップされ、特設のビアガーデンから夜桜を眺められるとのこと。湯上がりに真昼間から生ビールを飲むのが目当てだという投稿もありました。

平日昼間は地元の社交場

利用者の中心は地元の方で、平日の昼間は高齢者の社交場のような雰囲気だという投稿が複数あります。ほのぼのしていて良いという受け止め方がある一方、休憩所が混んでいた、一角を占領されて騒がしかったという声も。畳敷きの休憩スペースで寝転がって休めることを評価する投稿も見られました。

訪れる前に押さえておきたい3つのポイント

1つ目は定休日です。毎週水曜日が休みですが、祝日にあたる場合は営業します。営業は10時から21時まで。食事処は10時30分から19時30分(土日祝は20時)と本館より早く閉まるので、食事も目当てなら逆算が必要です。

2つ目はアクセスです。JR宇都宮駅からライトライン(宇都宮ライトレール)で「芳賀町工業団地管理センター前」まで約40分、徒歩1分の芳賀工業団地トランジットセンターでJRバス関東に乗り換え、「芳賀温泉ロマンの湯」で下車して約10分。田園地帯にありながら、車がなくても行ける経路が確保されています。車なら北関東自動車道「真岡IC」から約40分で、駐車場は420台です。

3つ目は併設施設です。ヨガやダンス、各種スポーツ、講座などに使える町営の健康センターが併設されており、受付はロマンの湯のフロントで行われています。また芳賀町民向けには、週2回町内を巡回する無料の送迎バス「ロマンバス」も運行されています。

なお夏期には隣接する「ロマンガーデン」がビアガーデンとして営業します。子ども用の遊具も設置されているので、家族連れでも過ごしやすい構成です。
次ページ
「芳賀温泉 ロマンの湯」のアクセスや料金情報も見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    中島健人主演Netflixシリーズ『SとX』レビュー。性に「悩んでない人なんていませんから」に大納得できる理由は

  • どうする学校?どうなの保護者?

    20年間「駆け込み実績ゼロ」の学校も…「こども110番の家」は本当に必要? PTAが直面する理想と現実

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    【要注意】東京駅で絶対にハマる「最遠ホーム」と「メトロ乗り換え」の絶望トラップ

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「移民」に冷たいのはどっちなのか? スイスの厳格過ぎる学歴選別と、日本の曖昧過ぎる外国人政策