水着で入る温泉の25mプールが入館料込み。埼玉県春日部市「かすかべ湯元温泉」は塩分のない茶褐色のアルカリ性単純温泉

埼玉県春日部市の「かすかべ湯元温泉」。関東では珍しい塩分のないアルカリ性単純温泉で、光に当たると黄金色に輝く茶褐色の湯が特徴です。水着で入れる温泉の25mプールまで入館料の範囲で使える、2023年リニューアルの大型温浴施設を詳しく紹介します。(サムネイル画像:「かすかべ湯元温泉」公式Webサイトより)

「かすかべ湯元温泉」公式Webサイトより
「かすかべ湯元温泉」公式Webサイトより
温泉に浸かったあと、水着に着替えて25mプールで泳ぐ。埼玉県春日部市の「かすかべ湯元温泉」では、この2つが同じ入館料の範囲でできます。しかもプールに張られているのも温泉です。泉質は関東では珍しい塩分のないアルカリ性単純温泉で、光に当たると黄金色に輝く茶褐色。2023年に館内がリニューアルされ、サウナ室も一新されました。

数ある施設のなかから、All About ニュース編集部が評価の高い1軒を紹介します。舞台は埼玉県です。

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「かすかべ湯元温泉」はpH8.76、毎分432リットル。1988年に水田地帯で掘り当てた湯

1988年に春日部市の水田地帯で掘削に成功し、1996年に施設として開業しました。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)で、泉温33.3度、pH8.76、湧出量は毎分432リットル。成分総計は419mg/kgと薄く、刺激が少なく湯あたりしにくいのが特徴とされています。関東の温泉は塩分を含むものが多いなか、塩分のない単純温泉でありながら黄金色に輝く茶褐色という組み合わせが珍しいところです。浴室は大浴場、中浴槽、子供浴槽、寝湯(薬湯)、露天風呂、ドライサウナ、水風呂という構成。ろ過した温泉を掛け流しの状態で常に注いでいるとしています。
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温泉の25mプールと、メトス「iki」のサウナ

水着着用で男女一緒に利用できる「テルメ・プールゾーン」があり、4レーンの25mプールとすべり台付きの子どもプールを備えます。ここに使われているのも温泉です。営業時間は10時から20時(木曜と金曜は17時30分まで)と本館より短いので、プール目当てなら時間の確認が必要になります。

サウナは2023年12月に一新されました。2段で15名ほどの規模に、メトス製の円柱型ストーブ「iki」を設置。天井は珪藻土、その他は木材という造りで、温度計は97度前後を示すものの体感はマイルドという報告が多く見られます。水風呂はサウナ室を出てすぐの位置に5〜6名サイズ。ライオン像の口から常に注水されており、水温は15度表示です。

クールダウン用の岩塩ルームも設けられています。毎日のロウリュのほか、外部の熱波師を招いたアウフグースイベントも不定期に開催されており、日程は公式SNSで告知されています。

「かすかべ湯元温泉」の口コミ・評判は?

サウナイキタイ、じゃらんnet、ニフティ温泉などに寄せられた投稿を見ると、話題が集まっているのは以下の3点です。

塩分のない茶褐色の湯という意外性

濃い褐色なので強塩泉かと思ったら塩気がなく、ツルツルして体への負担がないという驚きを書いた投稿があります。アルカリ感が強く、温かいのにずっと入っていられるという感想も。館内のあちこちに清潔さを掲げた掲示があり、湯に鮮度と清潔感を感じたという声も見られました。浴槽ごとの違いは温度差程度で、ほぼすべてが同じ褐色の温泉という構成を「潔い」と評価する投稿もあります。

子連れでの使いやすさ

オムツの赤ちゃんと一緒に入れる浴槽がある点を評価する投稿が目立ちます。多くの温浴施設がオムツ着用の子どもの入浴を断っているなかでは珍しい対応です。2階にはキッズスペースや畳マット、ビーズクッション、漫画コーナーがあり、子どもがそこで遊んでいる間に親が交代でサウナへ、という使い方をしている家族の記録も。プールも室内なので天候に左右されない点が支持されています。

サウナの熱波イベントと、館内の広さ

メトスの「iki」ストーブへの言及や、木の香りがよいという評価が集まっています。スタッフによるロウリュの評判がよく、狙って行ったものの時間に間に合わなかったという投稿も。露天横の休憩スペースから見える「湯元温泉」のネオン看板を眺めながらの外気浴を気に入っているという声もありました。館内が非常に広いため、土日でも密集感を覚えにくいという指摘も複数見られます。

訪れる前に押さえておきたい3つのポイント

1つ目は手ぶらで行けることです。入館料にタオル代が含まれているため、基本的に持ち物は不要。支払いは後払い制で、帰る際に自動精算機でまとめて精算する仕組みです。ただしテルメ・プールを使うなら水着だけは持参が必要になります。

2つ目は、飲食だけなら入館料がかからないことです。館内には手打ち蕎麦と天ぷらの「四季」、A5ランクの黒毛和牛を扱うイタリアンカフェ、パン専門店、ジェラートショップなどが入っており、飲食店のみの利用であれば入館料は不要。風呂には入らず食事だけ、という使い方ができます。

3つ目は無料送迎バスです。東武スカイツリーライン「春日部駅」西口、「武里駅」西口、「せんげん台駅」西口、東武アーバンパークライン「豊春駅」西口の4駅から無料送迎バスが運行しています。春日部駅からは朝日バスの路線もあり、「かすかべ湯元温泉」行きで約15分、終点で降りればすぐ。周囲が田園地帯という立地ながら、公共交通で行きやすい部類です。

なお館内の営業は10時から23時(最終受付22時)で、テルメ・プールは20時まで(木・金曜は17時30分まで)と時間が異なります。年に2回、設備点検のための休館日があります。
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