All About ニュース編集部が選んだ、一度は訪れたい温泉施設を紹介します。今回の舞台は福島県です。
※2026年8月時点で、Googleクチコミが500件以上、平均評価が4.0超えの施設を紹介しています
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この記事の執筆者:
All About ニュース編集部
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「早戸温泉つるの湯」の泉質はナトリウム塩化物温泉、源泉53.5度。出入口は3階、浴室は1階
源泉温度は53.5度。これだけ高温でありながら加水も加温もせず、そのまま浴槽へ注いでいます。効能は特に外傷と術後の回復に大きな効果があるとされ、慢性皮膚病、やけど、慢性婦人病、神経痛、慢性消化器病、疲労回復も挙げられています。地元には「正宗の刀に勝る、つるの湯、病の根まで切れる名湯」という言い伝えも残っているそうです。建物は渓谷の斜面に建っており、駐車場から見えるエレベーターに3階で乗り込み、1階まで降りたところが受付という独特な構造。内湯は20人ほどが入れる大きさで、露天は5〜6名でいっぱいになる規模ですが、そこから望む只見川渓谷の眺めがこの施設の主役です。1階の通路突き当りには飲泉所も設けられています。
3時間700円、1日1,400円。100回分の回数券まである料金体系
入湯券は利用時間で分かれています。大人は3時間700円、1日1,400円。17時以降の夜間券は500円です。小人は3時間400円、1日800円で、夜間券は300円。公式サイトで配布されている割引券を持参すると、3時間券が600円になります。特徴的なのが回数券です。大人3時間券は10回分6,000円のほかに、100回分54,000円まで用意されています。1日券も10回分12,000円、100回分108,000円。観光施設ではなく、繰り返し通う湯治場としての性格をよく表した設計といえます。三島町民には割引があり、町民で65歳以上なら3時間300円です。
休憩室は1階と2階にあり、いずれも無料。有料の個室休憩室も4室用意されており、8畳(二間続きで16畳としても利用可)で冷暖房とテレビ付き。3時間2,000円、1日3,000円です。
「早戸温泉つるの湯」の口コミ・評判は?
じゃらんnet、ニフティ温泉、トリップアドバイザーなどに寄せられた投稿を見ると、話題が集まっているのは以下の3点です。濁った湯の色と、只見川の眺め
湯の色は黄土色、黄金色、緑がかった茶色などと表現され、鉄分を含むためだと説明する投稿が多く見られます。白い湯の華が舞っていたという報告や、鉄錆とアブラのような香りをかすかに感じたという声も。露天風呂は小ぶりですが、只見川と対岸の集落を望む眺めを評価する投稿が集中しています。内湯からも川が見えるという指摘もありました。傷や術後に効くという評判
効能について、地元の高齢者が切り傷や目・鼻の不調を理由に通っているという話や、手術後にしばらく滞在していた人の話が投稿に登場します。公式サイトが「特に外傷、術後の回復に大きな効果」と明記していることもあり、この点を目当てにする利用者が一定数いるようです。飲泉所については、思ったより飲みやすかった、ほんのり塩味と鉄の味がしたという感想が複数ありました。食事処と、国道沿いゆえの混雑
隣接するお食事処では、喜多方ラーメンの有名店が監修したラーメンやソースカツ丼が提供されており、これを目当てにする投稿もあります。ただし食事処には休業日があるため、当てにして行くと空振りすることも。またこの施設は国道252号沿いにあることから、周辺の温泉のなかでは最も混みやすいという指摘がありました。1階の売店ではおにぎり弁当や缶ビール、地場産品も扱っています。訪れる前に押さえておきたい3つのポイント
1つ目は休業日です。開業以来ずっと年中無休で営業してきましたが、人手不足の影響で休業日が設定されることになりました。原則として水曜日ですが、都合により変更になる場合があるとのこと。公式サイトに月ごとの休業日カレンダーが掲載されるので、遠方から向かうなら必ず確認してください。2つ目は電車で向かう場合の段取りです。JR只見線「早戸駅」から徒歩約10分ですが、国道のトンネルを歩いて抜けるルートで、冬は除雪されていない道になるという報告もあります。早戸駅までの無料送迎はありますが、列車の時刻に合わせた運行に限られ、2日前までの連絡が必要。営業時間中のみの対応です。只見線は本数が非常に少ないため、行程は列車時刻から逆算して組むことになります。
3つ目は、入浴について相談できることです。この施設には温泉入浴指導員と温泉保養士の資格を持つスタッフが在籍しており、入り方の相談に応じています。持病がある方や術後の方など、不安がある場合は声をかけてみるとよいでしょう。飲泉についても1回200ml程度、1日5回程度までという用量の目安が示されています。
なお館内での充電はできず、脱衣所や浴室での携帯電話の使用も不可。営業時間外の駐車も認められていません。個室休憩室の利用は19時30分までです。日曜の午前にはボディケアや足つぼのリラクゼーションも受けられます(冬期を除く・予約制)。



