クリニックが「エアコン廃止」宣言? 「熱中症はテレビが作り出した概念」。厚労省はエアコン使用推奨

大阪にあるクリニックの公式Xは、7月25日に投稿を更新。院内のエアコンを廃止したと表明しました。(サムネイル画像出典:PIXTAより)

大阪にあるクリニックの公式X(旧Twitter)は、7月25日に投稿を更新。院内のエアコンを廃止したと表明し、コミュニティノートがつく事態となっています。

【投稿】エアコン廃止宣言?

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エアコンが熱中症の原因に?

同アカウントは、「当クリニックはエアコンを廃止しました」と報告。人間は恒温動物であり体を冷やしても体温は下がらないとし、扇風機を使って汗を乾かすことが最善だと主張しています。さらに「熱中症はテレビが作り出した概念」だとも述べ、エアコンの使用がかえって熱を体内にこもらせ、熱中症の原因になっているとの見解を示しました。

一方、投稿には「コミュニティノート」が付き、厚生労働省が熱中症予防のため屋内でのエアコン使用を推奨していること、熱中症で死亡した人のうち屋内では約9割がエアコンを使用していなかったことが明記されています。

厚生労働省が示す熱中症対策

コミュニティノートに記載されている厚生労働省の「熱中症予防のための情報・資料サイト」では、「熱中症にならないために予防の行動」と題し、屋内での対策としてエアコン等で温度を調節すること、遮光カーテンやすだれの利用、室温のこまめな確認、暑さ指数(WBGT値)の参考などを挙げています。

また、屋外では日傘や帽子の着用、日陰の利用やこまめな休憩なども推奨しています。さらに、のどの渇きを感じなくても、室内・屋外を問わずこまめに水分を補給することが重要とのこと。特に注意が必要な対象として、体温調節機能が十分に発達していない子ども、熱中症患者のおよそ半数を占める65歳以上の高齢者が挙げられました。つまり厚労省の指針としては、エアコンによる室温管理が熱中症予防の柱の一つになるようです。同クリニックの今後の動向が注目されます。
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