「え、子どもと並んで走っちゃダメ?」「自転車の手信号って義務なの?」
夏休みの外出で自転車を使う機会が増える今こそ、家族で確認しておきたいのが今年4月から始まった「自転車の青切符制度」です。
これまでは注意で済んでいたルール違反も、今や反則金が発生する時代。特に複雑な「歩道走行の条件」や「歩車分離信号の見分け方」は、子どもに教えるためにも大人の正しい知識が欠かせません。
本記事では、『2026年4月1日青切符制が新導入!! 自転車反則金時代到来!最新法改正&安全ガイド』(講談社)より一部を抜粋し、知っておくべき基本ルールをQ&A形式でお届けします。
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まず押さえたい! 青切符時代の自転車ルール
2024年に自転車に関する違反の取り締まりが強化され、取り締まり件数は増加。しかし、罰金を科せられるケースはまれで、ほとんどが警告止まりだった。
しかし、青キップ制の導入を正式発表した警察サイドが取り締まりを強化するのは必至で、それに向けて準備も進めている。
最も顕著なのが歩道。自転車走行可だった箇所が知らぬ間に激減。車道を走るよう強制的手段に出てきた。
車道の走行を強いるのは問題視されているが、自転車の走り方に関してQ&A形式で見ていく。知識を増やすことが防衛手段となるのだ。
Q1:2人乗り、3人乗りも条件を満たせばOK?
3人乗りは「幼児2人同乗基準適合マーク」などがある自転車なら可能。それ以外は座席を装着してもNG。その際に前席15kg以下、後席24kg以下という体重制限がある。
一方タンデムについては、2023年7月に東京都の道交法が改正され、晴れて全国でタンデム自転車が公道を走行できるようになった。
Q2:一方通行はどの位置を走る?
一方通行の逆走は、日常茶飯事だが、自転車もクルマ同様に指定された方向にしか走行できない。それも走行する時は、道路の左側部分と決められているので、車道の真ん中や右側の走行は禁止。
ただし、一方通行でも「自転車を除く」という表示や、自転車ナビマーク(自転車の線画&矢印)、自転車ナビライン(青い矢印)がある場所では進入も可能で、進行方向の左側を走行する。
Q3:歩行者天国を走ることはできる?
歩行者天国とは、歩行者の安全で円滑な通行を確保するために設けられるもの。したがって、歩行者天国は自転車で走行することは原則不可。
ただし、自転車走行可となっている場合は走行できるが、歩道の走行同様に、歩行者優先となるのは言うまでもない。
これは横断歩道などすべてについて言えることだが、自転車から降りれば歩行者扱いとなるため、押して歩くことはできる。
Q4:歩道を走れるのはどんなケース?
青キップ制の導入で最も大混乱になると思われるのが、自転車の歩道走行禁止。これはクルマ側から見ても危険すぎる。
自転車は一部の例外を除き歩道走行は禁止。例外となるのは主に以下の3点だ。
(1)道路標識等で指定
(2)運転者が13歳未満や70歳以上の高齢者または身体の不自由な人など
(3)車道または交通の状況から見てやむを得ない場合
前述のとおり、(1)は激減中だ。歩道を走行していい場合でも、歩行者が優先で、歩行者をあおるのは厳禁。(3)のケースは、道路左側が工事中、路駐車両を避けるには交通量が多すぎて危険などが当てはまる。
歩道走行できないとなると困るのは、13歳未満の子どもと自転車で一緒に出掛ける場合。原則として親は車道、子どもは歩道を走行となるが、これで本当に大丈夫なのかは疑問だ。



