岡山県真庭市にある「湯原温泉郷」は、湯原・下湯原・真賀・足・郷緑の5つの温泉地の総称です。
その歴史は古く、平安時代中期の開湯伝説や、戦国時代に豊臣秀吉の側室「おふくの方」の病を治すために、宇喜多秀家が湯屋を整備した記録が残るなど、由緒ある湯治場として発展してきました。
温泉郷のシンボルは、旭川の川底から砂を噴き上げながら湧き出す露天風呂「砂湯」です。温泉評論家・野口冬人氏による「露天風呂番付」では西の横綱に格付けされており、高さ約73mの湯原ダムを背景にした圧倒的なロケーションで、24時間無料で入浴を楽しめます。
泉質はアルカリ性単純温泉で、pH9以上という強いアルカリ性が特徴。メタケイ酸を豊富に含み、肌にしみ込みやすい性質から、入浴後は肌がふっくらと柔らかくなる「美肌の湯」として定評があります。
源泉の多くが空気に触れずに湧き出す「足元湧出」であり、生まれたての極上湯を堪能できるのも、温泉ファンを魅了してやまない理由のひとつです。
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「湯原温泉郷」周辺には何がある?
温泉街を散策すると、レトロな風情とユニークな文化に出合えます。
真庭市は国の特別天然記念物・オオサンショウウオ(通称:はんざき)の生息地として知られており、無料施設の「はんざきセンター」では、生きたオオサンショウウオを間近で観察することができます。
また、温泉街の中央には「射的」を楽しめる「ドラゴン遊技場」があり、古き良き昭和の温泉情緒を味わえます。
アクティブに過ごしたい人には、ダム隣の河川を利用した「マスの自然釣場」でのニジマス釣りや、温泉卓球が楽しめる「湯原温泉ミュージアム」もおすすめです。
グルメでは、イノシシ肉を使用した「しし肉コロッケ」の食べ歩きが人気。毎年6月26日の「露天風呂の日」や、8月の「はんざき祭り」など、季節ごとのイベントも温泉街を活気づけています。
「川のせせらぎと開放感を味わえる」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。「24時間無料で入れる“砂湯”と呼ばれる混浴露天風呂で、川のせせらぎと開放感を存分に味わえるから」(20代男性/高知県)
「以前、テレビの番組で見て、良さそうだと思ったから」(40代女性/千葉県)
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