宮城県白石市には、個性豊かな2つの古湯が息づいています。
1つは、1428年に農夫が鎌の先で掘り当てたと伝わる「鎌先温泉」です。600年以上の歴史を誇り、「傷に鎌先」と呼ばれるほど切り傷への特効がある薬湯として、古くから湯治客に愛されてきました。山あいの谷底に数軒の宿が並び、大正時代の木造建築が残るなど、古き良き湯治場の情緒が色濃く漂っています。
もう1つは、開湯800年を数える「小原温泉」です。源義経の家臣・常陸坊海尊が発見したと伝えられ、古くから「目は小原」と称される眼病の名湯として知られてきました。白石川上流の深い渓谷「碧玉渓」に面した閑静な温泉地で、川のせせらぎを聞きながら静かな湯浴みを楽しめるのが魅力です。
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「鎌先温泉・小原温泉」周辺には何がある?
周辺には、歴史と伝統を感じられるスポットが点在しています。鎌先温泉からほど近い「弥治郎こけし村」では、素朴な表情が魅力の伝統工芸品「弥治郎こけし」の展示や絵付け体験が楽しめます。また、白石市のシンボル「白石城」は、木造で復元された三階櫓が見事で、甲冑体験も人気のアクティビティです。自然を満喫するなら、小原温泉周辺の「小原渓谷」や、巨大な材木を並べたような奇岩が続く国指定天然記念物「材木岩」がおすすめです。材木岩公園内には茅葺き屋根の「検断屋敷」もあり、歴史的景観を楽しめます。
グルメで外せないのは、白石の名物「白石温麺(うーめん)」です。油を使わず作られるため消化が良く、400年もの間、湯治客や地域の人々に親しまれてきたやさしい味わいを堪能できます。
「古い街並みが素敵」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。「都会の喧騒を忘れ、かつ派手すぎず落ち着いた雰囲気でゆったりしたいため」(20代女性/東京都)
「山あいの冬らしい絶景に包み込まれる温泉、古い街並みが素敵」(40代女性/長崎県)
「雪に包まれた温泉街と渓谷美を眺めながら入浴でき、湯治場の落ち着いた雰囲気でゆっくり過ごせる冬旅になるから」(40代男性/静岡県)
「大正ロマンな建物の雪景色が美しいから」(60代男性/宮城県)
※All About ニュース編集部が実施した「冬に行きたい温泉地」に関するアンケートより抜粋(調査期間:2026年1月14~15日、回答者250人)「SNSでみてオシャレなところだったから」(20代女性/神奈川県)
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