青根(あおね)温泉は、戦国時代の1528年に地元の豪族がアオヌキという木の根元からお湯が湧き出しているのを発見したことが始まりとされています。
その歴史は500年近くにおよび、江戸時代には仙台藩主・伊達家の「御殿湯(ごてんゆ)」が置かれた由緒ある名湯です。大正時代には与謝野晶子が歌に詠み、歴史小説家の山本周五郎が傑作『樅(もみ)ノ木は残った』を執筆した地としても知られています。
蔵王連峰(ざおうれんぽう)の花房山中腹、標高約800mに位置する温泉街は、ひっそりと宿が寄り集まる閑静な佇まいが魅力です。
泉質は単純温泉で、無色透明でぬめりやクセがなく、肌をさらさらとすべるような感触が特徴です。疲労回復や神経痛、筋肉痛などに効能があるとされ、古くから多くの湯客に親しまれてきました。
2006年には共同浴場「じゃっぽの湯」もオープンし、日帰りでも気軽に「殿様の湯」を満喫することができます。
「青根温泉」周辺には何がある?
周辺には、蔵王の大自然を活かしたレジャースポットが点在しています。広大な農地で山羊や羊と触れ合える「蔵王ハートランド」や、本格的なチーズ作りを見学・購入できる「蔵王酪農センター」は、家族連れに人気のスポットです。また、「みやぎ蔵王こけし館」では、世界有数の展示数を誇る伝統こけしの鑑賞や絵付け体験が楽しめます。
グルメも充実しており、創業100年以上の「大本豆腐店」が作る手作り豆腐や、国際大会で金賞を受賞した「ベルツ」の自家製ソーセージなど、地元の素材にこだわった名品がそろっています。
蔵王山入り口に立つ真っ赤な「大鳥居」や、蔵王の自然を学べる「ことりはうす」など、歴史や生態系に触れられる見どころも豊富です。
「素朴で心地よい」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。「青根温泉は 1528年に開湯した歴史ある温泉地で、かつて伊達政宗公も湯治に訪れた名湯として知られているから。蔵王連峰の山あいに佇む落ち着いた風景が冬でも素朴で心地よいから」(30代男性/静岡県)
「静かな山間の四季ごとの風景が美しくて温泉に来た季節により背景が違って楽しめます」(30代女性/神奈川県)
※All About ニュース編集部が実施した「冬に行きたい温泉地」に関するアンケートより抜粋(調査期間:2026年1月14~15日、回答者250人)「雪景色や自然を楽しみながら、ゆっくり温まれるので冬に最適だからです」(20代男性/宮城県)
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