奈良県南部の天川村に位置する大峯山洞川温泉(おおみねさん どろがわおんせん)は、大峯山の登山口として、古くから修行者(行者)や参詣者の心身を癒やしてきました。標高約820m余りの高地に位置するため、夏場でも冷涼な気候から「関西の軽井沢」とも呼ばれています。
泉質は無色透明のアルカリ性単純温泉で、肌に優しく、登山や散策後の疲労回復に効果があるとされています。2024年4月には「洞川温泉ビジターセンター」がリニューアルオープンし、村内の間伐材を利用したエコな薪ボイラーで温めたお湯を日帰りで楽しむことも可能です。
温泉街には20軒ほどの旅館・民宿のほか、和漢胃腸薬「陀羅尼助丸」を扱う商店が軒を連ね、宵闇に提灯が灯る「宵々天川(よいよいてんかわ)」の風景は、訪れる人々を郷愁の世界へと誘います。
「大峯山洞川温泉」周辺には何がある?
周辺には、地球の悠久の時を感じさせるスポットや地元の美食が充実しています。
役行者が発見したと伝わる「龍泉寺」は、秋には美しい紅葉が境内を彩る名所です。また、全長120m、高さ50mのつり橋「かりがね橋」からは、温泉街を一望する空中散歩を楽しむことができます。
冒険気分を味わいたい方には、切り株型のトロッコ「どろっこ」で行く「面不動鍾乳洞(めんふどうしょうにゅうどう)」がおすすめです。洞内は年間を通じて約10℃と涼しく、幻想的な鍾乳石がライトアップされています。
グルメでは、名水百選に選ばれた「ごろごろ水」を使用した「山口屋」の手作り豆腐や、その名水で仕込んだクラフトビール「洞川温泉醸造所」のフルーツエールが人気です。
「堤灯の明かりがノスタルジック」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。「昔ながらの温泉街で、夜景(山とかビルとか)という夜景ではないけれど木造の温泉宿がずらりと並んで夜に灯りが漏れてみえる風景は圧巻でした」(20代女性/群馬県)
「堤灯の明かりがノスタルジックな空間を演出しているから」(40代女性/兵庫県)
「夜の洞川温泉地のライトアップの中の散歩や、展望台から眺める景色がキレイで心地いいので選びました」(30代女性/愛知県)
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