愛子さま天皇論の前に知るべき「旧宮家養子案」の真実。皇籍復帰へ“覚悟”を持つ男系男子の存在も

皇位継承者の減少が指摘されるなか、女性天皇や女系天皇を認めるべきだという声がある一方、旧宮家の男系男子を皇族として迎える「養子案」も注目されています。皇位継承問題を巡る議論と旧宮家養子案について紹介します。

皇室と旧宮家はどのような関係にあるのか

皇室と旧宮家は「分かれてそれきり」ではありません。皇統の危機に際しては宮家から天皇を継ぐ方が現れるし、皇女が宮家に嫁ぐ、親王が宮家の初代となる、あるいは宮家を継ぐ。こうしたことが連綿と続いてきているのです。

今上陛下の祖母にあたる香淳皇后(昭和天皇の皇后)のように、宮家から天皇の后になるなど、宮家との間には常に血の交流がありました。

昭和天皇は11宮家が臣籍降下した際、いつ皇族として復帰してもよいよう心掛けるようにとおっしゃり、「菊栄親睦会」という皇族と旧宮家との交流の場をお作りになりました。

最近では、2014年(平成26年)5月18日に「天皇陛下傘寿奉祝菊栄親睦会大会」が開かれました。このように数年ごとに皇族と旧宮家の方々が集まり、親交を保っておられます。

皇室と旧宮家の近い関係

旧皇族は宮中祭祀に参加なさるほか、宮中で行なわれる新年祝賀の儀や園遊会にも招かれています。

明治天皇の皇女である北白川房子さん、昭和天皇の皇女である池田厚子さんたちは伊勢神宮の祭主に就いてこられました。現在の祭主は、上皇陛下の第1皇女であり、今上陛下の妹である黒田清子さんが務めておられます。

ほかにも伊勢神宮の大宮司を久邇家、北白川家などが務めていますし、現在は久邇朝尊さんがその任に就いておられます。ちなみに久邇朝尊さんの妹である晃子さんは、今上陛下の有力なお妃候補として女性誌にお名前が載るほどでした。

宮内庁の職員の中にも北白川祥子さん、賀陽正憲さん(今上陛下のご学友)たちがおられました。

このように、いまでも皇族方の身近には旧宮家の方々が多くおられ、皇室とは近しい関係を維持しています。

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旧宮家養子案は現実的な選択肢なのか? 養子候補が沈黙を守る理由
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