悠仁さま、10歳で父・秋篠宮さまを凌駕。「正直わかりません」生物学者の父が白旗を上げた専門知識

悠仁さまの昆虫への熱意は、10歳にして生物学者の父・秋篠宮さまを凌駕していた。「正直わかりません」と父に言わしめた、驚きの専門知識と探究心とは。紀子さまが綴る18年間の成長記録と共に紹介。(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

トンボへの強い関心。虫については10歳で父を超えた悠仁さま

私の取材メモによると、悠仁さまは、昆虫の中でもトンボとチョウが好きらしい。

「でも今、一番、関心のあるのはトンボでしょうね」と、父親は話した。悠仁さまは、御用地内の水田にメダカやヤゴを放し、トンボなどの好む生息空間(ビオトープ)を作っている。

紀子さまも次のように話している。2015年11月19日、秋篠宮さまが50歳を迎える折の記者会見でのひとこまだ。

「長男は、以前からの興味がさらに広がり、また新たな興味も加わってきました。田んぼの生き物などにも興味を持つようになり……(中略)今まで興味を持っていました昆虫の採集や飼育をするだけではなく……(中略)生き物が暮らす環境にも関心を向けています。

たとえば、トンボやホタルなどが棲みやすい場所、好む環境をつくりたいと、自分の家の庭や御用地内を歩いて植生などを確かめ、また小川のところでは、水の流れを止めないように枯れ葉や小さな枝を取り除いています」

このように、悠仁さまのトンボと、その暮らす環境への関心ぶりを紹介している。

もう一度、取材メモに戻る。「ところで、皇居や赤坂御用地にはどのような種類のトンボが生息しているのでしょうか?」と、門外漢の私は素直に疑問を投げかけてみた。

しかし、秋篠宮さまは、困惑しながら次のように答えている。

「息子に何度か説明を受けましたが、私自身、よくトンボの区別がつきません。魚類だったらある程度、理解できるのですが、虫はね。正直、私はよくわかりません」

このように、あっさりと白旗をあげた。昆虫の知識については、悠仁さまは10歳で、父親を超えたらしい。
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この書籍の執筆者:江森 敬治 プロフィール
ジャーナリスト。1956年生まれ。早稲田大学卒業後、1980年、毎日新聞社に入社。京都支局、東京本社社会部宮内庁担当記者、編集委員などを経て、 2022年3月末、退社した。秋篠宮さまとは長年の個人的な親交があり、著書『秋篠宮』(小学館、2022 年)が話題となった。このほかに、『秋篠宮さま』(毎日新聞社、1998年)、『天皇交代 平成皇室8つの秘話』(共著、講談社、 2018年)などがある。
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