1月1日公開『ロストランズ 闇を狩る者』は「中学2年生が大好き」要素満載!
さらに、元旦から景気良く公開となるのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者ジョージ・R・R・マーティンによる短編小説を実写映画化した『ロストランズ 闇を狩る者』。実写映画版『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督らしい、観客をとことん楽しませようとするダークアクションファンタジーになっていました。 荒廃した世界観や獰猛な悪人たちは『マッドマックス』シリーズを思わせますし、「どんな願いも拒まない魔女」と「蛇使いのハンター」という「中学2年生」の心をくすぐる設定からワクワクできます。「利害が一致して共闘する男女のバディもの」はアンダーソン監督が手掛けた実写映画版『モンスターハンター』とも共通していますし、アクションのアイデアも多彩で飽きさせず、悪役の豪快な間抜けぶりにも笑ってしまう、「頭をあまり使わずに楽しむにはちょうどいい娯楽作」になっていました。それでいて、後半にはツイストの効いた展開が待ち受けており、なるほど冒頭で「断じておとぎ話ではない。ハッピーエンドもない」と宣言された通りの、一筋縄ではいかない物語にもなっていました。物語の流れそのものはなかなか強引だった気もしなくもないですが、そういうところもアンダーソン監督らしさとして(たぶん)ほほ笑ましく見られると思いますよ。



