【2025年ドラマTOP10】元テレビ局スタッフが勝手にランク付け! 同率1位は『ホットスポット』と……

2025年も残りわずかとなりましたが、ここで今年放送されたドラマを振り返りたいと思います。この記事では、2025年の民放ドラマを勝手に10位までランキング化しました。1位となったドラマは?(サムネイル画像出典:『ホットスポット』公式Instagram)

2025年、名作となる多くのドラマが放送されました。

そこで、今回はNHKや配信サービスを除く「民放テレビ局」で放送された作品に絞り、面白かったドラマTOP10をランキング形式で紹介。全てのドラマを視聴している元テレビ局スタッフの筆者が2025年を振り返り、自信を持っておすすめできるドラマを独断と偏見でランク付けしました。

10位:『119エマージェンシーコール』(フジテレビ系)

まず、1月13日から月9ドラマとして放送された『119エマージェンシーコール』を10位に選びます。同作は、清野菜名さんが初のゴールデン帯ドラマで主演を務めた作品で、消防局の通信指令センターが舞台。通信指令センターで働く指令管制員たちの姿がリアルに描かれ、どうやって救急車や消防車が出動しているのかを知れる有意義な作品となりました。 ドラマでは、迷惑電話などに翻弄される指令管制員たちの苦悩も描かれ、横浜市消防局全面協力のもと、最新の消防司令センターをセットで再現するなど、見応えのあるドラマに仕上がりました。フジテレビの不祥事などで諸問題も起こりましたが、最後まで出演者たちは素晴らしい演技を見せて人気を獲得。2026年1月3日にはスペシャルドラマとして『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』が放送される予定です。

9位:『御上先生』(TBS系)

次に紹介するのは、日曜劇場で放送された『御上先生』です。2025年1月19日から放送がスタートした作品で、主演は松坂桃李さんが担当。文科省のエリート官僚が高校の教師となり、日本の教育を変えていく姿が描かれた変わった設定のドラマとなりました。 松坂さんが演じたのは、東大卒のエリート文科省官僚・御上孝で、官僚派遣制度で私立高校への出向を命じられる役。これまでにない教師役となり、独特な雰囲気の御上にハマった人も多いのではないでしょうか?

松坂さんは、同作の演技で「東京ドラマアウォード2025」の主演男優賞を受賞。高石あかりさん(※高ははしごだか)、上坂樹里さん、奥平大兼さんなどの注目の若手俳優も多く出演し、複雑な伏線回収も楽しめます。

8位:『相棒season24』(テレビ朝日系)

8位に選んだのは、シリーズ誕生25周年を迎えた『相棒season24』です。水谷豊さん演じる杉下右京と寺脇康文さん演じる亀山薫の黄金コンビは、今回で通算11シーズン目に突入。新シーズンも安定した面白さでした。 もはや定番とも言える名作ドラマですが、初回スペシャルでは初めて“講談”の世界を描くなど実験的な取り組みも実施。右京と薫のコンビネーションもさらに進化し、誰が見ても満足できるドラマに仕上がっています。
相棒
相棒
次ページ
7位は10月期のあのドラマ!
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『エディントンへようこそ』を見る前に知りたい5つのこと。『ズートピア2』へと「接続」する理由

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    「まるでペットのようだったのに…」Suicaペンギン卒業で始まるロス。リュック、Tシャツ…愛用者の嘆き

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「空の絶対権威」には逆らえない!? JALの機長飲酒問題に思う、日本はなぜ「酔い」に甘いのか

  • 世界を知れば日本が見える

    【解説】参政党躍進に“ロシア系bot”疑惑、証拠なく“自民党の情報操作”との見方も