「アーバンベア」なんていない? 独り歩きする言葉の危うさと、人間が作り出す“本物”の出現シナリオ クマ出没報道で「アーバンベア」の言葉が広がる2025年。自然写真家は観察と資料から「都市適応」ではなく生息地減少によるものと読み解き、言葉の一人歩きに警鐘を鳴らす。その上で考え得るクマ出没の将来とは?(サムネイル画像出典:PIXTA) 永幡 嘉之 2025.11.30 写真家が捉えた「母グマと離れ、独りぼっちの仔グマ」 民家の脇でクリを食べていた仔グマ。親はおそらく捕獲されたのだろう(画像出典:『クマはなぜ人里に出てきたのか』永幡嘉之・著/旬報社) 記事に戻る