東急らしくない“斬新カラー”に大変身! 目黒線3000系リニューアル車がデビュー【10月2日~運転開始】
東急目黒線を中心に活躍している3000系はデビューから20年以上経過。リニューアルを行うこととなったが、このほど最初の編成がお披露目された。東急らしくない斬新な外観の車両をご紹介しよう。
東急目黒線を中心に活躍している3000系はデビューから20年以上経過。外観および内装のリニューアルを行うこととなり、このほど最初の編成がお披露目された。東急のこれまでの車両とは異なり、東急らしくない斬新な外観の車両をご紹介しよう。
3000系が走る路線
新旧の3000系の並び。左がリニューアル車両(元住吉検車区にて)
3000系は、東急の旧・目蒲線(目黒駅~蒲田駅)が運転経路を変更し、目黒線(目黒駅~田園調布駅~多摩川駅~日吉駅)および東急多摩川線(多摩川駅~蒲田駅)に分離されたのに合わせ、2000年からの地下鉄との直通運転用として1999年に製造された。
以後、目黒線を中心に、乗り入れ先の東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道、都営三田線、2023年からは東急新横浜線とその先の相鉄線へと運用範囲を広げている。
しかし、デビュー後、20年が経過したため、リニューアルを行うこととした。
お披露目のセレモニー
除幕式。水色のリニューアル車両が登場した。左端がデザインを考案した社員の嵯峨野さん
外観のみならず車内のインテリアも更新。ただし機器類の変更は行っていない。3000系は8両編成が13本あり、その全ての車両をリニューアルする予定だ。このほど最初の1編成のリニューアルが完成し、10月2日からの運転開始を前に、元住吉検車区で報道陣にお披露目された。
まずは、車庫内でお披露目のセレモニー。これまでの塗装の車両が印刷された幕が下ろされ新塗装のリニューアル車両が目の前に登場するという演出のもと公開された。この外観デザインは東急の社内で公募された中から選ばれたものだ。考案した社員である嵯峨野正人さんに表彰状が贈呈され、社員は感想などのコメントを発表した。