競技の平等性を保つための準備も
当日に行う作業ではありませんが、意外と皆さんが気付いていない運動会準備についてご紹介します。運動会の競技の定番「玉入れ」ですが、実は球の数は赤白きっちり数えて、同じ数になるようにしています。当たり前といえば当たり前ですが、そこまで意識していなかった方も多いのではないでしょうか。
競技の公平性を保つために、新人時代に先輩教師から「こういう点をしっかりしないといけないよ」と教えられたことがあります。
また、用具を同じ地区内のほかの小中学校に借りることもあります。
例えば大きな和太鼓が使いたかったとすると、「市内のB小学校にあるから借りられるかどうか聞いてみたら?」というように、同じ地区内のどこの学校にどんな備品があるかを先生同士で情報共有しています。
これは、転勤が多いという先生の職業の特性を生かし、それぞれがこれまで勤務していた学校の備品情報を共有しているのです。
限られた予算の中でも、子どもたちが最大限に活躍できる運動会を目指して、日々準備に励んでいます。 松下隼司さん
大阪府公立小学校教諭。令和4年度文部科学大臣優秀教職員表彰受賞。令和6年版教科書編集委員。第4回全日本ダンス教育指導者指導技術コンクール文部科学大臣賞、第69回(2020年度)読売教育賞 健康・体力づくり部門優秀賞などの受賞歴を持つ。新刊「先生を続けるための『演じる』仕事術」(かもがわ出版)など著書多数。voicyで『しくじり先生の「今日の失敗」』を発信中。 この記事の執筆者:大塚 ようこ
子ども向け雑誌や教育専門誌の編集、ベビー用品メーカーでの広報を経てフリーランス編集・ライターに。子育てや教育のトレンド、夫婦問題、ジェンダーなどを中心に幅広いテーマで取材・執筆を行っている。



