およそ5時間にも及ぶパレード
パレードは12時ごろ始まり、先ほどのインタビューは15時前に行った。その間も、その後もまだまだパレードは途切れることなく続き、最後のフロートが原宿駅近くの歩道橋下を通り抜けたのが実に17時ごろであった。およそ5時間にも及ぶ長さになった今回のプライドパレード。道を歩く人々は、好意的に手を振り、パレードの参加者も笑顔で幸せそうであった。その光景を見ているだけで、筆者も自然と笑顔になり、こんなふうに生きられる毎日だったらどんなにすてきだろうか、と思った。セクシャルマイノリティの活動を“注目”だけで終わらせるのではなく、これからも人が人として生きる上での当たり前の権利を享受できる日が来るまで、彼らは、我々は“あきらめない”。