暑さが本格化してくるこれからの季節。「エアコンの購入や修理をしようとしたら、混み合っていてなかなか対応してもらえなかった」なんて経験がある人もいるのではないでしょうか。
パナソニックは4月6日、「2022年真夏のエアコン待機状況の実態」「2022年エアコン試運転の実態」に関する調査の結果(パナソニック「エオリア」調べ)を発表。本記事ではその結果とともに、同社エアーマイスターの福田風子さんによる「エアコンの試運転方法」を紹介します。
2022年夏の「エアコン待機者」は約4割
2022年夏(6~8月)にエアコンを購入、あるいは修理した人がエアコンを使用できるまでの期間を調査したところ、購入・修理ともに約4割が発注から使用まで2週間以上待たされた「エアコン待機者」であることが分かりました。待機の理由として最も多かったのは、購入者の場合「在庫がなくエアコンを取り寄せたため」、修理者の場合「繁忙期で販売店や業者の予約が取れなかったため」でした。
約半数がエアコン試運転で異常を発見?
2022年夏にエアコン冷房を使用した550人を対象に、エアコン試運転状況を調査しました。
「『エアコン試運転』という言葉を知っていますか?」と尋ねたところ、32%が「言葉は聞いたことがあるが内容までは分からない」、22.2%が「聞いたことがない」と回答。正しく理解していない人が過半数を超える結果となりました。「これまでに試運転を行ったことがあるか」を聞いてみると、「ある」が53.1%、「ない」が46.9%となりました。
試運転を行ったことがある人に対し、「試運転でエアコンの不具合に気付いたことはありますか?」と聞いたところ、約半数が何かしらの異常を発見していたことが分かりました。多かった異常は「異臭がした」「カビが生えていた」「水漏れしていた」となっています。
>次のページを見る:「エアコン試運転」の3つのSTEP
【おすすめ記事】
・「保温機能」は炊飯器の寿命を短くするってウソ? ホント? 「炊飯器の保温」に関するお悩みを専門家が解消!
・洗濯機の中にあるゴミなどを取るネット、正しい名前は分かる?【知っていたらスゴイ】
・次に買いたい「洗濯機」は縦型? ドラム式? 500人に理由も合わせて聞いてみた!
・冷蔵庫の「チルド室」と「パーシャル室」の違いは何? 家電のプロに聞いた
【関連リンク】
・プレスリリース