ひろゆきさんと金融庁の対談動画
つみたてNISAについて金融庁の総合政策課長・高田英樹さんとひろゆきさんが対談する動画「ひろゆき×金融庁 金融リテラシーと資産形成を語る (前編)」。冒頭では以前から知り合いだという2人の談笑が流れ、その後本題へと入っていきます。高田さんがひろゆきさんに投資をする際に重視する点を聞くと、ひろゆきさんは「僕の場合だと、ちょっと動かしている額の違うので」と前置きし、「基本的にはお友達に聞かれた場合は、とりあえず全額NISAに突っ込めって言ってますけど」と答えました。
続けて、「NISAの枠で買っておくと税率分だけちょっと得するじゃないですか」と理由を披露。「ひとまずNISAの枠を全部使い切るまでは、NISAの中で全部やっておけばっていうふうにはアドバイスしてますけど」とのことです。
「NISA」とは資産形成を支援する制度で、一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になります。2014年に導入済みで、2018年には「つみたてNISA」が登場。長期・積立・分散投資に適する金融商品を扱う制度です。NISAよりも、つみたてNISAのほうが初心者や若い人に向いていると一般的にはいわれています。
金融庁とひろゆきさんがコラボした今回の件について、SNSでは「これは本当に理解できない」「積立NISAもiDeCoもいい制度だが、ひろゆきを使用した時点で、『賠償金を踏み倒せ』と金融庁が言ったに等しいんだよなあ」などと、批判の声が続出しています。(※ひろゆきさんは過去に「2ちゃんねる」を巡る裁判を多く起こされ、賠償金約30億円を踏み倒しています)
また「金融庁がひろゆきと対談してるなら、農林水産省はホリエモンと対談して野菜の素晴らしさを国民に広めてほしい」と、ホリエモンこと実業家の堀江貴文さんにまで飛び火した意見も。(※堀江さんは「野菜食べてますか?」という素朴な質問に対し、異様なほど激高した過去があります)
「金融庁チャンネル」では、お金についての勉強になる動画を数多く公開していますが、「金融リテラシー」を発信する前に、「メディアリテラシー」を学んだほうが良かったかもしれませんね。
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