リフレクションの結果は、ほったらかし
親がリフレクションを支援する目的は、ベストな結論を出すことではありません。重要なのは、振り返りを習慣にすることで、自分の頭で掘り下げて考えたり、物事を理解して対策を考えたりできるようになることです。
そして、子ども一人でもそれができるようになること。
だから、子どもがリフレクションを経て、どんな結論を出すのかは放っておきます。
先程のリフレクションの例にあげた友だちとのトラブルの場合、もし結論が気になれば「そういえば、Aちゃんとどうなった?」などと聞いてみてもいいのですが、あくまでも子ども自身のことなので確認する必要がなければほったらかしでOKです。
子どもの興味が変わったときこそチャンス。今日から「なぜ?」「どうして?」の問いかけで、お金をかけずに探究心を育ててみませんか? 岩田かおりさん プロフィール
家庭教育コンサルタント/株式会社ママプロジェクトJapan代表/全国ワーキングマザーの会副代表。幼児教室勤務を経て、「子どもを勉強好きに育てたい!」の思いから、独自の教育法を開発。ガミガミ言わず勉強好きで知的な子どもを育てる作戦『かおりメソッド』を全国へ展開中。3人(1男2女)のママ。最新刊『自分から学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。



