親が本を読んでいる姿を見せていく
「『子どもが本を読まない』という相談を受けて、話を掘り下げていくと、お家の方に読書する習慣がなかったり家に本がなかったりすることが少なくありません」と岩田さんは指摘する。「親が本を読んでいる姿を見せずに、『本を読みなさい』『読書は大切よ』と伝えても説得力がありません。子どもは言っていることではなく、親がやっていることを見ています。だから、親が実際にどう行動しているかが非常に重要なんです」
これは読書だけでなく、学習でもいえるという。「子どもに『勉強しなさい』と言うだけでなく、親自身も学んでいく。仕事のスキルアップでも資格の勉強でも、趣味のことでもいい。常に楽しく学んでいる姿を子どもに見せていくことで、子どもも学びが当たり前になっていきます」と岩田さん。
「本選び」にマンネリを感じたら?
「いつも同じような本になってしまう」「私が勧めたい本はもう読んでしまって」と、本選びがマンネリ化してしまったという悩みも聞く。その際には、「周囲にオススメ本を聞いてみるといい」と岩田さんは言う。「私の講座は親コミュニティーになっているので、『小学3年生ですが、オススメの本はありますか』と投げ掛けると、読書リストがすぐに集まります。皆さんの周りにいる、子育ての少し先輩に聞いてみるとたくさん教えてくれますよ」
また、「図書館に通っているならば、図書館司書に相談するのもいいですね」と岩田さんは語る。本の専門家である図書館司書へ質問することで、新たな興味関心へと広がっていくこともあるだろう。



