【横浜18区】読めたら横浜ツウ! 井伊直弼の銅像がある西区の難読スポット「掃部山公園」は何と読む?

「西区虫の音を聞く会」が開催される横浜市西区の「掃部山公園」。横浜市民であれば読めるけれど、それ以外の方にとっては正しく読めない、この横浜市の難読スポットをイベントと合わせて紹介します。

横浜市民でも「え、なんて読むの!?」と驚くような、横浜市内の難読地名をピックアップ!

この記事では、毎年8月に開催される「西区虫の音を聞く会」の会場である、横浜市西区の難読スポット「掃部山公園」に注目します。さて、あなたはこの施設名を正しく読めるでしょうか?

掃部山公園で開催される「西区虫の音を聞く会」とは

「西区虫の音を聞く会」が開催される掃部山公園は何と読む?
「西区虫の音を聞く会」が開催される掃部山公園は何と読む?

西区虫の音を聞く会」は、鈴虫の音色を聞きながら、野だて(屋外でのお茶会)や琴・尺八の演奏などを楽しむ西区伝統のイベント。59回目となる2025年は8月23日に開催されます。

当日、会場内には万灯(まんどう)や手作りのぼんぼりがともります。今年は横浜能楽堂のリニューアルオープンを来年に控え、銅像前広場で「狂言」の特別公演を開催。狂言実演(演目「盆山(ぼんさん)」10分)のほか、解説もあり、初心者でも楽しめるようになっています。

会場となっているのは「掃部山公園」。公園名にある「掃部山」は何と読むでしょう?

横浜市西区の難読スポット「掃部山公園」の読み方は?

「掃部山公園」の読み方は「かもんやまこうえん」
「掃部山公園」の読み方は「かもんやまこうえん」

掃部山は「かもんやま」と読みます。

ここは、江戸時代まで海に面した高台で不動山と呼ばれていました。明治初期、日本初の鉄道開通(新橋~横浜、現在の汐留駅~桜木町駅)に携わった外国人鉄道技師の官舎が建てられ、開通後も鉄道用地として利用されたことから、鉄道山と呼ばれるようになります。

1884年(明治17年)、旧彦根藩士らが買い取って井伊家が所有。1909年(明治42年)の横浜開港50周年記念に井伊直弼の銅像建立とともに石造りの水泉が寄贈されました。

横浜開港50周年記念に建立された井伊直弼の銅像
横浜開港50周年記念に建立された井伊直弼の銅像

その後、1914年(大正3年)に井伊家が敷地と銅像を横浜市に寄付。井伊家の当主が代々「掃部頭(かもんのかみ)」と呼ばれていたことにちなみ、掃部山公園として整備されました。園内の井伊直弼の銅像は横浜の港の方を向いて立っています。

1996年(平成8年)には園内に横浜能楽堂が建設されました。2026年6月まで改装工事のため休館しています。来年のリニューアルが楽しみですね!

ちなみに、掃部山公園がある西区は、横浜18区で「洗練されたイメージがある区」ランキング(All Aboutニュース編集部が実施)で第1位となっています。

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いかがでしたか? 横浜を訪れた際は、ぜひ難読地名にも注目してみてください。

この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。

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