“サイクリストの聖地”とも言われる「しまなみ海道」、日本三古湯のひとつ「道後温泉」や「松山城」など、自然と歴史を満喫できる観光スポットが人気の愛媛県。夏のお出かけにぴったりの避暑地も点在しています。
All About ニュース編集部では、2025年7月9〜10日の期間、全国10〜70代の男女250人を対象に、夏に行きたい「中国・四国地方の避暑観光地」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、「夏に行きたい愛媛県の避暑観光地」ランキングをご紹介します。
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2位：穴神鍾乳洞／43票
2位は、縄文遺跡の「穴神（あながみ）遺跡」の下にある、「穴神鍾乳洞」。全長約300mのうち75mの区間が一般見学用に整備され、階段や手すりなどが設置されています。気温は1年を通して18〜22℃に保たれ、夏場の外気温との差は約10℃以上。猛暑日でも鍾乳洞内はひんやりしています。約1億5000万年前のジュラ紀末期のウニの化石や筍状に伸びた石筍（せきじゅん）、飛び交うコウモリなど、神秘に満ちた光景が広がります。回答者からは、「気分的にゾクゾクしそうだから」（30代女性／神奈川県）、「子供の頃、鍾乳洞に行ったら涼しくて楽しかった」（40代女性／その他）、「鍾乳洞の中は、年間を通して気温が一定でひんやりとしており、まさに天然の冷房空間です。神秘的な地底の世界を探索しながら、外の暑さから解放されます」（60代男性／広島県）、「涼しく、かつ自然のすごさを感じられるから」（40代回答しない／滋賀県）などの声がありました。
1位：タオル美術館／57票
1位は、今治市にある「タオル美術館」。タオルとアートを融合した世界的に珍しいミュージアムです。「ムーミンの世界へ」などの常設展示に加えて、9月30日までは「コウペンちゃん展」が開催中。人気の今治産タオル製品やタオルのアートを鑑賞するギャラリーのほか、約200色のカラフルな糸巻がモザイクアートのようにずらりと並ぶ「糸巻の壁」はフォトスポットとして人気です。夏場は、広大なヨーロピアンガーデンなど園内随所に設置されるクールミストが子どもたちからも大好評。ガーデンテラスでのブルーベリーつかみ取りやバーベキューなどを楽しむ家族連れでにぎわいます。
回答者からは「一度行ったことがあり楽しかったから」（20代女性／福岡県）、「色々な色、模様、デザイン、手触りのタオルが展示されており、涼しい館内で楽しめる」（60代男性／大阪府）、「屋内で涼しく、暑い中寄るのにちょうどよい。お土産も買えるから」（30代女性／広島県）、「今治タオルが好きな方、そうでない方でも楽しめると思う、お土産にもおすすめだと思うから」（40代女性／奈良県）などのコメントが寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者：福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。
