「正直に言います」芥川賞・直木賞の27年半ぶり“該当作なし”に書店公式Xが心境吐露。「大打撃ですよ」

未来屋書店公式Xアカウントが、7月16日に投稿を更新。27年半ぶりに両賞とも「該当なし」と発表された第173回芥川賞・直木賞の結果を受け、心境を明かしました。(サムネイル画像出典:未来屋書店公式Xより)

未来屋書店公式X(旧Twitter)アカウントが、7月16日に投稿を更新。第173回芥川賞・直木賞の結果を受け、心境を明かしました。

【画像】未来屋書店の第173回芥川賞・直木賞の候補作品

「本、買ってください!」

同日に選考会が行われ、両賞共に「該当作なし」という結果に終わった第173回芥川賞・直木賞。両賞とも「該当作なし」となったのは、1997年度下半期の第118回以来27年半ぶりで、史上6回目となりました。

この結果を受けて同アカウントは「正直に言います。芥川賞、直木賞の売上がないのは、大打撃ですよ」と、赤裸々に心境を吐露。「代わりに何ができるか考えなくては」としながら、「とりあえず、今言える事は」「本、買ってください!!!」と呼びかけました。

このポストに、コメント欄では「本屋大賞作品は面白いから、手に取るけど、芥川賞作品は、全く面白くないので、まず避けるよね」「両方とも『該当なし』だったという話題作りだね」「数十年ぶりに両賞該当作品なしとか誰得なん??賞の権威とかどうでもよくないですか?」「芥川賞直木賞ノミネート作品フェア、面白いものを投票してみよう!なものもいいと思います」「本屋でいい本ないかなーって探していい本があったらKindle版買うから本屋は儲からないなぁ」など、さまざまな意見が寄せられています。

「候補作が発表になりました!」

同アカウントは両賞に関するポストを複数投稿。6月12日には「第173回芥川賞・直木賞の候補作が発表になりました!」と両賞の候補作品を載せ、選考会同日にはリアルタイムで結果を伝えていました。さまざまな意見が飛び交う今回の結果を受けて、文壇はどのような動きを見せるのか。注視したいですね。
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