All About ニュース編集部は7月2〜4日の期間、全国20〜70代の男女147人を対象に「首都圏の公立進学校」に関するアンケート調査を実施しました。今回はその中から「文武両道だと思う神奈川県の公立進学校」ランキングを紹介します!
>6位までの全ランキング結果
2位:湘南高等学校/44票
2位は、藤沢市にある、県立「湘南高等学校」でした。校舎全景は県立普通科高校では屈指の広さを誇り、体育施設も充実。全校生徒の約97%が部活動に所属し、ラグビー部やフェンシング部などの強豪校としても知られています。2025年度入試では、現役生だけで東京大学に13人、京都大学に4人、同県内の横浜国立大学には28人が合格するほか、例年、湘南高校からの合格者数が上位にランクインすることで知られる慶応義塾大学は115人の合格者を輩出しています。文化祭や駅伝大会をはじめ、クラス対抗競技など、年間を通してさまざまな学校行事が生徒主体で行われています。
回答者からは、「学力レベルが非常に高い一方で、スポーツ大会や文化行事にも力を入れていて、どちらも全力で取り組んでいる印象があるから」(30代男性/富山県)、「頭が良いのはもちろんなのですが、部活動で活躍している人が多いイメージだからです」(40代女性/神奈川県)、「神奈川県公立高校のトップとして常に高い大学進学実績を維持ていて、全国レベルの部活動も多く、文武両道を高いレベルで実現しているから」(40代男性/群馬県)、「学校説明会で文武両道を掲げていたから」(20代女性/東京都)などの声がありました。
1位:横浜翠嵐高等学校/52票
1位は、横浜市の県立「横浜翠嵐(すいらん)高等学校」。2024年に創立110周年を迎えた歴史ある伝統校です。2025年度入試では、現役・既卒合わせて東京大学に74人が合格し、前年の44人から大きく人数を伸ばす快挙を達成。全国的にも大きな注目を集めました。全国屈指のターミナル駅「横浜」駅から徒歩20分の立地にありながら緑豊かな環境に恵まれ、90%以上の生徒が参加する部活動は、平日の1日と土日のどちらか1日を完全休養日とした限りある時間の中で、質の高い活動内容が評価されています。生徒が一丸となって取り組むことで知られる、6月に開催された文化祭「翠翔祭」は、2日間で約1万人の来場者を誇る盛り上がりを見せています。
回答者からは、「神奈川在住ですが、学力が高くて有名なのはもちろん様々な部活が活躍している印象があるため」(40代男性/神奈川県)、「野球の特集でも見たことがあるからです」(20代男性/東京都)、「部活と勉強を両立している生徒が多く、校風も自由でバランスが取れているから」(20代女性/東京都)、「文化部が強い印象。TVの高校生クイズ常連校のイメージ」(30代女性/東京都)などのコメントが寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。



